とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

なくなっていいのか

群馬の夏の戦いは、現知事・山本一太先生が圧勝。

むしろ「あの一太先生が参院からいなくなって、もう4年が経つのか」と感じた選挙でした。


前橋といったDXの先進地域から、草津伊香保・四万等の観光地を抱える群馬県

妙なランキングに負けない群馬発信拳の更なる快進撃を期待しております。今年のポスターは控えめでしたね。

 

 

タイトルについては、政治と非政治について。


I党がK党について「なくなってしまえ」という発言をしたと聞いています。

思想信条の自由、所謂本音というものは絶対的な保護を受くべきものですが、声に出した瞬間に話が変わる、それは政治家が一番ご存じのはずですが…


K党さんの方が風通しが悪いことは、筆坂先生のお話やら巷間の報道やらでよく知っています。党内自治でもそこは改善すべきとは思います。

しかしながら、K党さんの後ろには古くから地域的なお付き合いがある支持者さんもいる、期待する民意がある。それを切り捨てていいのか。


ここでふと思い出したのが、ジャムならぬガムおじさんの「(あくびするほど)聞く価値がない」というツイート。公党の幹事長発言≒公式見解らしいのですが…

他者に対して敬意を払えない、たとえ180度違う主張であっても建前上聞く姿勢を見せること「すら」しない。こうした方々に政権を任せたら不寛容な社会になるのではないだろうか。


ネットではI党のファンが不要論を声高に叫んでいますが…同じような懸念を中北浩爾・中大教授も仰ってくれました。

こうした見方ができる人が増えればいいのですが…

 

 

非政治の分野では、若者代表の方が迷走していること。よくRTしてくれる20代女性(既婚)の知人から名前は存じ上げています。

もちろん内輪向けの発言は政治の界隈でもあるので、「日本の緊急事態」「俺らがいないと日本は終わる」と自軍を鼓舞することはあってもいいでしょう。


ところで駐車場で暴れていた件はどうなったのでしたっけ。初めて名前を覚知したのがそれなので、この件が手打ちになってないと「迷惑系」のイメージが拭えません。

一番ビッグマウスの子が「外交官を目指す」と大きく打ち上げたのに投げ出したことも存じ上げています。外交官は特権以上に学力と人間性が問われる職、なりたくてなれるなら苦労はしない、とちょっと調べればわかると思うのですが…


20代でもしっかりした将来設計を持っている人、理路整然に喋ることができる人、かつ周りと上手くやる人間性を備えている人を多々存じ上げています。

それと真逆の方々に「こんだけ若くて頑張っているヤツら」と、若者代表のように振舞われるのは、一回り上の世代としては違和感を禁じ得ない。


関連して、某マラソンを完走された方々はお疲れ様でした。素人ランナーとして敬意を表します。

ここまでに。

センス皆無の人はどこにでもいる

衆議院小選挙区では

無理だから、

参議院都道府県単位

(大)選挙区で、

という目論見は

当然に罷り通らない。

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そこまで軽薄な人だとは流石に思っていなかったのですが、どうも参議院という場所を損得勘定で見てしまう方は永田町にも多いようです。

近い例だと令和4年、埼玉県選挙区に2人目を、と根回しなく動いた県議団が、あっさり撃退されたのを思い出します。

 

良識の府参議院の特徴は合意形成、徹底した合議、熟議だと思っています。

与野党が相互に根回しを欠かさない、最大公約数の合意を目指すのは、本会議決議ひとつとっても見られるもの。

 

そこに「議席目当て」で根回しなく(総理や選対委員長には話した?という話はありますが、参院幹部は聞いてなかったという意味で)しゃしゃり出ようとすることを「道を譲る」とは言いません。

むしろ令和7年に向けて準備する立憲塩村文夏・維新音喜多駿・共産吉良佳子といった敵方に追い風を吹かせるアシスト=味方に弾を撃つ行為のように思えます。

そういえば、他党に行って出馬するお父ちゃんの看板が自慢の方もいましたね。失言癖も遺伝してるのかな…?

 

幸い、根回し不足で怒らせてはいけない方が怒っているので、断念の見込みが強かろうと思いますが…早速巷間では参院不要論が再燃しています。

維新の一院制主張にお墨付をプレゼントしているようにしか思えない出馬宣言、どこの党の政治家なのでしょうか…

 

自分の客観視は何人も大事ですね。政治家も、事務方も…

己の人間関係においてこうした過ちを犯さぬように気をつけたいものです。

 

ここまでに。

あれこれ つめこみ

150日間の常会が終わるも、まだまだ問題が残る今日この頃です。

露宇戦争はもちろん、マイナンバー問題も支持率下落に見られるように、国民からしてみれば大きな関心があるところ。

 


この問題は軽視すべきではない(保険証や公金口座といった身近なものに絡む問題は政権の生命線に影響する)立場ですが、どこぞの政権に噛みつくのが趣味の社長のように安易なカード廃止論に与するつもりはありません。

「推進した責任からも、官邸を主導として総点検に臨む」という姿勢を示したことは評価すべきでしょうし、早急にお願いしたいところです。

 

それがなされないまま解散、というのは早計だろうと。

 

 

 

この常会で躍進(党勢拡大)した政党がどこかと言われたら一択ですが、一番馬脚を露したのはどこかと言われても同じところを挙げます。

従来は地方政党でニュースバリューがなく没になった情報も、今や野党第一党級のスキャンダル、叩くほど埃が出ます。

 


ハンスト議論はさておき、ガムを噛む、大きな欠伸をする、それでも注意できないというのは…「八十の三つ子」とはよく言ったものです。しがらみのない党とは。

ただの委員差替を更迭と言い張ったりする党が、道州制で関西一帯を支配したらば…是非安易な方向に行かず、自・・立・国でしっかり地方分権を議論してほしいものです。やめようブロック制

 

 

会期末、青木幹雄先生がご逝去されました。

 

古き良き「竹下ism」、【人より汗を掻きましょう、手柄は人にあげましょう、あげたらすぐに忘れましょう】を継ぐ方がまたひとりこの世を去られたこと、非常に残念に思います。

そして…五人組や郵政解散参院のドン(山陰の王)の印象があれども、亡くなられた時に悪く言われるのは、本当に寂しいですね。そのくらいの余裕は…

 

 

合区解消に向けて尽力するも志半ばで倒れられた方もいれば…我が身の業で永田町を去る方もいました。

流血したら言い訳はできない、暴力はいけない。たとえ地元の体育会系の空気でも、時代は令和。

 

徳島側も体制の再建(知事選問題)があるので、おそらく高知側から県議団か、国政に合区や農林水産業の現況を伝えられる、即戦力の人材を立てることでしょう。

立憲も武内さん中心に準備を進めていて、むしろ与党逆風の合区補欠選挙…自民・立憲どちらにせよ、解消に力を尽くす代表が選ばれますよう。

 

 

ここまでに。

にゅうかんほう

審議を見ていて思ったこと。

 

ハンスト吹き込み云々は確証がないのでアウト、という立場に変わりはありませんが、先日の新潮記事のように「申請にはデタラメが多い」ということを中々表立って言えない(本当に苦しい方もおられますので)のが、法案審議の中で法務省・入管庁も辛そうに見えました。

 

  • 参与員への攻撃が多い

なんとしても立法事実を崩してやろう、第三者機関設置に持っていこうと、柳瀬さんの対面審査のペースがおかしい、浅川さんの審査方式に疑問、という参考人への攻撃が見られました。あまり筋のいいやり方ではありません。

いずれも↑の「申請にはデタラメが多い」ということを踏まえると、ハイペース審査も出身国不問審査も可能な気もしますけどね…

 

  • 事実の選り好みが多い

柳瀬房子さんのペースが仮に2,000件ではなく100でも200でも認定率は3〜6%、阿部浩己さんのペース(500件で約40)も単純計算すれば認定率8%、不認定判断に対する行政訴訟の国側敗訴率も単純計算で4.5%(109件で5件)。9割ダメという話の中で何故柳瀬房子さんのペース問題だけで「立法事実崩壊」とはしゃぐのか。

 

  • 抵抗の仕方がよろしくない

参院の法務委員長解任→法務大臣問責までかなりタイムラグがあったのが気になります。衆院のように、交渉畑にいた人達の苦労をひっくり返して徹底抗戦でまとめたのでしょうか…?

乱闘に関してはコロナ明けを感じさせる光景だと思う(怪我した方がいるなら懲罰は然り)のですが…

 

衆院の議員が何故かいること(お派手な服を着ておられる)、活動家(あんなのは新聞記者じゃない)がヤジを入れていたことなど、少し理解しかねることもありました。

後者は前代未聞で、議事に対してヤジを入れるというのは、「取材の自由」の範囲を超えた活動家のやり方ですし、立法府に対する侮辱行為です。

 

行政府への監視を第四の権力として行うことは、(感想を読み連ねてから質問する🙋‍♀️のスタイルは道義的にアウトでも)差し支えありませんが、

今回は立法府の議事妨害、司法の退廷措置のように記者証剥奪は当然のことです。

 

擁護されている方について、

 

  • 審議中継を見たが、音声は入っていないし、一部議員が聞こえてないと言っているので、議事妨害ではない。

 

デシベルの話はしていません。ヤジを入れた時点で一発退場です。

 

  • トランプ大統領が特定社の出禁を表明したらFOXニュースすら批判したのに、与党幹部や一部ベテラン議員の記者証剥奪発言を批判するメディアがないのはおかしい

 

立法府として「議事妨害した活動家に対し厳しい処罰をすべき」と取るべき措置について発言しているものであり、米の大統領の恣意的な記者排除とは全く異なるものです。出羽守にすらなっていません。

 

随分第四の権力サイド(自称ジャーナリスト)がのぼせておられるので、本件を機に、本会議場・委員会室への記者・カメラの入室は一律禁止にしたほうが良いのでは、と思うばかりです。

 

どうしてもそれを避けたいのならば、今回の愚か者の懲戒免職は必須ですね。

 

色々考えさせられる法改正の審議でした。

ここまでに。

私の予想はよく外れるけど

よく聞かれる、最近のお話。

 

  • 自公は決裂するのか
  • 解散はあるのか
  • 東京12区は誰が出るのか


いち個人の見解としては

 

  • ない
  • ない
  • 高木啓(2期、東京ブロック比例)


という見立てです。


自公が東京28区=練馬を巡って揉めていますが、正直「今、衆議院解散を打たないでほしい」という公明からのメッセージのように思えます。

本気で喧嘩するなら全国レベルでの選挙協力解消、及び大臣の引上げ(制度上、軍部大臣現役武官制のような倒閣システムはありませんが、実質面ではインパクトがかなり大きい)をちらつかせるはずです。


足立区議選が話題になり目立ちませんが、統一地方選疲労感・体制立て直しの必要性はまだ残っており、少なくとも会期末解散で選挙をやれる余裕はないだろうと思っています。

これは自民側も同様で、特に大敗して候補も事務スタッフも足りていないはずの大阪府連の立て直しが全く整っていないはずです。


もちろん大阪を切り捨てて押し進めるという可能性も無きにしも非ずですが…竹本さんもいた大阪、宏池会もそこまでは悪趣味なこと考えていないかと。

 


昨今、自公連携に代わる、公明と都ファ・維との連携といった話が出てくるのも牽制球のように感じます。

確かに維新旋風に乗って一旗揚げたいという人、知人の知人には沢山いますけど…都ファがどうなったか、残っている人達にどんな醜聞が出ているか(特に千代田)を考えれば、クリーンを追求して長沢・遠山・熊野といった火種をすぐ処理した公明としては維新の巻き添えは食らいたくないはず。

 


28区に関しては、元職(比例ブロック)の安藤さんを立てたいのかなと思いますが、12区で現職の高木さん(元々北区の都議)を当選させて空いた比例ブロックの1席で優遇、として調整する余地があります。

もちろん練馬支部としては自前の候補を立てたい気持ちは分かりますが…そこは何かしらの取引(政策で譲歩してもらうなら、防衛に関して融和姿勢になってきたので、ぜひ選挙制度改革あたりを、参院ブロック制の主張をやめてください)でうまくまとめるのかなと。

 

外に聞こえるレベルの喧嘩?がどうこう言われていますが、あの御方々は元々閣僚の間柄+インテリ・カルテル、これもブラフでしょう。


ちなみに週刊誌でたまーにネタにされている15区を譲る、なんてセンスの悪いことを言っている人は論外です。本当にそんなセンスのない輩がいれば、ですが…

もう勝負ありのお話ですし、柿沢さんが雑巾がけをする姿を多々見かけています。あまりにひどい。

 


以上、事務屋がつらつら独り言を書きましたが、当たるも八卦当たらぬも八卦

ここまでに。

 

更迭とは何か

久しぶりの更新となりました。

8歳下の知人女性が毎日飲食店の様子をしっかりとまとめている姿を見て、改めて文章を書く癖の維持を意識するところです。

 

 

(サミットは専門家がいくらでも良く/悪く解説するでしょうから)足立区の区議選について。

自民が12名(5名落選)第二会派落ち、公明が13名全員当選、維新も3名と慎重…という結果だけ見るとひとり負けしたように見えますが、先の練馬のように、目算ミスのように思えます。


自民については、北区区議選でももう1人通せたのではないか(初めから12議席狙いでやればよかったのでは)という話もありました。

地方選挙だとこの安定性追求とウィングの拡大のバランスが難しいですね。


なお、統一地方選疲労、自公間の調整難航(+夏解散はここしばらく見かけていないし猛暑の選挙戦は候補も運動員も危ない)という理由で、夏解散には反対というか否定的に見ています。

終盤国会の脅し(不信任案出したら解散するよ)カードでしょうかね。

 

 

もうひとつ述べたいのは、どこぞの党の更迭差替え騒動について。


私も(以前仕事で入管施設を見たことがあるので)難民支援団体がフェアだとは思っていない人間ですが…

事柄の正否ではなく、党にストップをかけられてももう1回持論を述べてしまう、というのは党人として×なこと。


そして、立憲側から反発=やり返しがあることは当然のことだと考えています。

憲法審の幹事更迭を主張した党が、いざ自分の番になると「ただの差替え」で済ませるのはいいのか?


この点、どこぞの党が記者会見で「更迭」という言葉を使ったのかは存じ上げませんが、

参議院の場合法務委をやめても別の一種委員会のどれかに所属する(そこの委員がひとり法務委に来る)だけですから、「更迭」という表現も間違いかと。


これまではニュース価値がないといって小さな扱いだったスキャンダルも、大きく取り上げられることでしょう。

それでも同じ口で「しがらみのない政治を」「既得権益の政治を打破する」とへんてこりんなことを言うのか、見守りたいものです。

 


ここまでに。

聖地

統一地方選も終わり、落ち着いてきたこの頃です。5月に入ってしまいました(泣)

…世間はすっかりGWですが、当選した方もそうでなかった方も、くれぐれも御礼回り兼御用聞きを欠かさぬよう。
 
泡沫、といわれていた方は軒並み当選しなかったように思えます。
高齢者を差別する方、集英社に迷惑をかけている方、自称反社の方(※テロ宣言で逮捕)、シャーマンキングならぬシャーマンプリンスの方…
 
北区にいた謎のポスターを飾っていた人も改心?ベビーターンならぬライトターン?して港区に骨をうずめるようで何よりです。
知人の知人は神奈川某所で3連敗、ボーダー全く及ばずとなったようですが…様子を遡って見ても、まあそうなるでしょうね(運動の仕方が3回出てる人のやり方じゃない)。
 
 
さて、ジャーナリスト界隈が絶賛していたのが、山口4区の挑戦なのですが…
悪い意味で、某党左派の敗因が浮き彫りになった区だと思います。
 
「選挙民を心底馬鹿にしている」
 
内心は自由です。私もカラスをやっているとたまに暴言を吐かれて内心イラっとしますし、投票をしてくれない人にいくら訴えても…という気持ちもあります。
それでもニコニコと笑顔を絶やさない、拡声器やメガホンで汚い言葉は使わない。挨拶をする。気遣いをする。聞き手を下げない。それが選挙運動ではないかと思うところです。
 
問題は、事実かどうか(どこぞの団体が発言したかどうか)ではなく、聞いている人間がどう思うかということ。
政治は理屈や学歴で戦うカードバトルではない…私より遥かに長い期間取材活動をされた方、政治研究をされている方が何故それを理解できないのか、全く理解できませんが。
 
下関出身の元芸人さん(腐ってはいないと思う)さんや格付けをされていた元アイドルの方(薩摩女子)とも意見が一致しました。ロンハー元視聴層としてはこのメンバーちょっと懐かしい気もしますが(笑)
これで訴訟をちらつかせる、事実誤認・選挙妨害だ、次の選挙までに反省しろ等々言っているのは正直政治家ではなく当たり屋だと、頭でっかち界隈は反省してほしいものです。

 

「熱くなって、つい言ってしまった」

この内輪ノリの言い訳が通るならば鰻丼でも鰻重でも自由に食べられますし、法務大臣も替わっていませんからね。

 

ここまでに。

Division

後半戦の統一地方選が始まりました。


身近な選挙ということもあり、北区長選・北区議選ともに趨勢を見守りたいと思います。
区長選はおっかさん・山田加奈子さんを応援したいところですが、見知った顔の多い区議選はどうしたことか。

 


そんな中、お隣の区で「高齢者に厳しい社会へ」というポスターを出した人がいる、というネタを小耳にしました。
口で喋るならともかく、掲示用にそれを書いてしまう辺り、生魚がお好きな芸人さんらしいやり方ですが…


私も現役世代であり、見知らぬシニア世代に何故か偉そうにされムッとした経験はありますが、
全てのシニア世代がそうかというと全く違うことですし、こうした分断を煽るやり方は別な問題を引き起こすので全く賛同しないところです。

 

そもそも私も芸人も30歳オーバー、もう30年40年すれば高齢者と呼ばれる側ですからね…

 


お魚芸人の知能ならまだしも、問題提起と言って妙な動画を挙げていた、自称インテリ芸人もいました。

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演じている方々の「小憎たらしい演技」の上手さだけは褒めるべきなのでしょうが、やり方としては最低でしたね。


貴族階層の出自さておき、どうも「教化目線」「愚民観」で他者を見てしまうこの人のやり方は全く変わらないなとつい思ってしまいました…

こうした反発すら想定できないなら、政治には一番向いていない人種かと。


言い忘れていましたが、エルトン・ジョンビートルズじゃないですよ。


兎角、巣鴨や大塚、下町コミュニティも根付いた隣人・豊島区民が、奇妙な選択をしないことを願うばかりです。


ここまでに。

ゆるみ

色々と気の緩みが感じられるこの頃です。

 

  • 賛否ミス

 

法案への賛否を複数名が間違える、というのは、私も長年勤めている事務方さんも見たことがないことでした。

大人数の本会議ではこうしたことがないように、議運理事等が賛成・反対を大きく叫んでいたりもしますが…委員会では流石に…

(勿論、当該案件が非対決法案であること、統一地方選から国会議員も疲弊していることは、言わずもがなですが。)

 

サボっていた容疑者の話の頃にも出てきていましたが、議員のなすべきことは極論、

「数多の有権者に代わる議案への賛否の表明」

である(居眠りしてても採決に参画してるので、一時的に寝てる議員を比較すべきではない)ので、(元)サボりマンの事例を反面教師に、緊張感を持っていただきたいものです。

 

 

 

弾劾裁判をされている方でも何か画面のコピーを大量に持ってきた(反対署名の多さの証左?)もいたのですが、こうした謝罪方法が学会・法曹界での慣行なのでしょうか。

私にはおちょくってるようにしか見えないところです…庇えないなぁ…

 

ただ、先日のとおり、一部のご主張には賛同しているので、上手くリカバリー、復権して下されば何よりです。

ところで徳島県知事が変わりました…県民の選択に口を出してはならないとしても、合区解消派にとってこれは吉か、やはり凶か…?

 

 

  • ガム

 

とある会議でガムを噛んでいたおじさまがいた…と聞いて、かつて熊本市議会でお騒がせ議員さんがのど飴を舐めていた事案を思い出しました。

 

トンデモ校則ならともかく、ルールを作る側の方が自らルールにタックルしていく様を是と取るか否かは個々人の価値観やもですが、私は非の側の人間です。

居眠り議員も「採決に参加しているからサボりと違う」ものの、「委員会軽視と審議を止められてしまうかもしれない」し、「人の話を聞かないという点で道義的によくない」。

 

百歩譲って…

 

飴なら(あの時も某🐉角散かどこかが抗議をしていましたが)喉の病気の治療、と言えるかもしれませんし、転がさずに1箇所にステイすれば音もしないかもしれませんが、

ガムは噛む行為が前提なので、人の話クチャクチャしながら聞くってどうなの?ということは拭えないのではないか、と。

 

長時間座っていたり、食後の委員会だと眠気もしんどいやもですが…

件のおじ様の会派は会長不信任を出したり、やり方ともあれ同会議を前に進めたい側のはずなので、態度を一貫させましょう。ええ。

 

まぁサウナやらコンサートやら保険料やら素行関連は今に始まったことではありませんがね…

 

 

ここまでに。

応援する猿

年度末であたふたしていたら年度が変わっておりました。猛省。

 


統一地方選も、前半戦は激戦、後半戦も準備が加速しています。

とあるボランティアに来ませんかという電話をいただきましたが、平日まで何故か組み込まれていたので丁重にお断りを…

 

平日は仕事ですよ(汗)

 


永田町ネタで一番ホットなのは憲法学者の件でしょうか。私は立憲支持者ではありませんが…

悪いところはアンチの方々がいくらでも挙げるでしょうから、小西先生の良いところを挙げたいと思います。やや出過ぎた発言かもしれませんが。

 


小西先生は徳島県出身、四角四面な方が多いインテリ層で珍しく「合区解消派」の議員です。

詳しくは「国会会議録検索システム」でご覧いただきたいのですが、二院制の意義=参院衆院と別な役割を持たせることを考え、参院の特委・調査会を活かして「地方基本政策委員会」のような会議体を参院に設けることを提言しています。

 


この構想について自民や地方六団体の三議長会が主張する「意見書活用」等も絡ませて、「単なる党利党略の区割り」とレッテル張りされない、都道府県単位を肯定する地方志向の参院を作り上げるのは有意義だと考えています。

党名変更しようが、ベビーターンしようがしまいが…NHKファンクラブの除名騒動のせいで参院不要論も再燃してきました。その反省からも、参院改革協で是非議論いただきたいものです。

 


アカデミアでも、宍戸教授(憲法)、中北教授(政治学)と気鋭の教授がこうした新しい発想を肯定しています。立法府側でも…非与党から、小西先生のような発想の方に一定の発言力を持って欲しいと思っていますし、

公選法・歳費法を追っかけていた身としては、ある意味「こうした主張から憲法○○条違反と攻められないか?」と思考を巡らせる小西先生の姿は、「実」の意味合いでは憲法博士と名乗っても過言ではないと思います。

 


ただ…衆院では参院も是正すべきと主張する議員(合区維持派)も見かけました(立憲はリベラルな考えの方が多いので)し、孤高の天才では自立与野党協議まで至らないので、党内を是非御自身の理論でまとめてほしいところです。

今回の発言で憲法審の筆頭幹事は下りざるを得ない…そこは私も維新に同意見ですが、法改正による合区解消の旗までは下ろさないでご活躍いただきたいものです。

 


ベテランの出師の表にくらべると拙い文章力でも、本年度も色々と自分の意見をまとめる癖をつけようと思います。

ここまでに。