無理だから、
(大)選挙区で、
という目論見は
当然に罷り通らない。
そこまで軽薄な人だとは流石に思っていなかったのですが、どうも参議院という場所を損得勘定で見てしまう方は永田町にも多いようです。
近い例だと令和4年、埼玉県選挙区に2人目を、と根回しなく動いた県議団が、あっさり撃退されたのを思い出します。
「良識の府」参議院の特徴は合意形成、徹底した合議、熟議だと思っています。
与野党が相互に根回しを欠かさない、最大公約数の合意を目指すのは、本会議決議ひとつとっても見られるもの。
そこに「議席目当て」で根回しなく(総理や選対委員長には話した?という話はありますが、参院幹部は聞いてなかったという意味で)しゃしゃり出ようとすることを「道を譲る」とは言いません。
むしろ令和7年に向けて準備する立憲塩村文夏・維新音喜多駿・共産吉良佳子といった敵方に追い風を吹かせるアシスト=味方に弾を撃つ行為のように思えます。
そういえば、他党に行って出馬するお父ちゃんの看板が自慢の方もいましたね。失言癖も遺伝してるのかな…?
幸い、根回し不足で怒らせてはいけない方が怒っているので、断念の見込みが強かろうと思いますが…早速巷間では参院不要論が再燃しています。
維新の一院制主張にお墨付をプレゼントしているようにしか思えない出馬宣言、どこの党の政治家なのでしょうか…
自分の客観視は何人も大事ですね。政治家も、事務方も…
己の人間関係においてこうした過ちを犯さぬように気をつけたいものです。
ここまでに。