とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

応援する猿

年度末であたふたしていたら年度が変わっておりました。猛省。

 


統一地方選も、前半戦は激戦、後半戦も準備が加速しています。

とあるボランティアに来ませんかという電話をいただきましたが、平日まで何故か組み込まれていたので丁重にお断りを…

 

平日は仕事ですよ(汗)

 


永田町ネタで一番ホットなのは憲法学者の件でしょうか。私は立憲支持者ではありませんが…

悪いところはアンチの方々がいくらでも挙げるでしょうから、小西先生の良いところを挙げたいと思います。やや出過ぎた発言かもしれませんが。

 


小西先生は徳島県出身、四角四面な方が多いインテリ層で珍しく「合区解消派」の議員です。

詳しくは「国会会議録検索システム」でご覧いただきたいのですが、二院制の意義=参院衆院と別な役割を持たせることを考え、参院の特委・調査会を活かして「地方基本政策委員会」のような会議体を参院に設けることを提言しています。

 


この構想について自民や地方六団体の三議長会が主張する「意見書活用」等も絡ませて、「単なる党利党略の区割り」とレッテル張りされない、都道府県単位を肯定する地方志向の参院を作り上げるのは有意義だと考えています。

党名変更しようが、ベビーターンしようがしまいが…NHKファンクラブの除名騒動のせいで参院不要論も再燃してきました。その反省からも、参院改革協で是非議論いただきたいものです。

 


アカデミアでも、宍戸教授(憲法)、中北教授(政治学)と気鋭の教授がこうした新しい発想を肯定しています。立法府側でも…非与党から、小西先生のような発想の方に一定の発言力を持って欲しいと思っていますし、

公選法・歳費法を追っかけていた身としては、ある意味「こうした主張から憲法○○条違反と攻められないか?」と思考を巡らせる小西先生の姿は、「実」の意味合いでは憲法博士と名乗っても過言ではないと思います。

 


ただ…衆院では参院も是正すべきと主張する議員(合区維持派)も見かけました(立憲はリベラルな考えの方が多いので)し、孤高の天才では自立与野党協議まで至らないので、党内を是非御自身の理論でまとめてほしいところです。

今回の発言で憲法審の筆頭幹事は下りざるを得ない…そこは私も維新に同意見ですが、法改正による合区解消の旗までは下ろさないでご活躍いただきたいものです。

 


ベテランの出師の表にくらべると拙い文章力でも、本年度も色々と自分の意見をまとめる癖をつけようと思います。

ここまでに。