とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

三つ巴

【石川県知事選結果】

馳浩(60)196,432

山野之義(59)188,450

山田修路(67)172,381

飯森博子(62)15,331

 

全国注目の保守系候補三つ巴の戦い、どの陣営も大変お疲れ様でした。

石川県民の友人からもちょくちょく連絡が入り、(どの候補も選び難く)大変心苦しい日々を過ごしているようでした…そちらも労いたいものです。

 

北陸新幹線の開通で観光も栄える中、対災害=わが国国土のグランドデザインを考え、日本海側の雄として金沢の活躍に期待する反面…

能登半島の先や富山・岐阜・福井との県境つまり山間地域の振興を如何に図るか。決してこの県の舵取りは簡単ではありません。

 

新知事には、中央とのパイプを活かすのは勿論、教育にとどまらず農水分野など、どうか広い視野をお持ちいただきたいものです。

受けるか否か問題もありますが、好敵手を副知事に登用するなどもいいかもしれませんね…

 

…かく言う私も七尾市やその先、また県南の白峰地域にまた観光・応援に行きたいものです。

口だけではなく、手足を動かすことが大事。冬は勿論、夏にも歩けたら。

 

 

そんな石川県に思いを馳せていたところ、

県単位で代表を選ぶことを米国上院に準えるのは国の成り方を無視したトンデモない話だ、という主張を観測しました。

 

憲法改正の回数で印・独・仏を引用して「日本のゼロはおかしい」という議論同様、安易な他国の引用は控えるべき、というのはその通り。

…ですが「都道府県単位を再考せよ」というのは行政単位でも、私の関心ある参院選挙制度の話であっても、おかしな話と思うところです。

 

両院ともに投票価値の平等を追求するならば、いくら再考/良識の府を自称しようとも、参院側の存在意義がないわけで…

都道府県・業界団体・特定属性(特定枠含む)、多数決・較差是正の府と違った、少数意見を汲み上げる府を持つことは何らトンデモ論でもないのですが…

 

まあ誰かさんの「ニュース解説」と題して持論を押し付けるのは、某司会者でもお馴染みのやり方なので、

「また二番煎じやってんのか^_^」

と笑い飛ばすこととします。

しかし還暦で前頭葉が弱ったのかな、最近口が悪いな(笑)

 

ここまでに。