とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

目算

別件で『国会便覧』を眺めていたら、衆議院まわりで懐かしい名前をいくつか見かけました。

 

…かつては、共に仕事をした人達。同じ目的に向かって戦った人達。
道を違えた私の寂しさはさておき、元気に活躍していること、素直に喜びたいものです。

 


昨日は、仕事関係や友人らと「参院選1人区の与野党勝敗の目算」を話しておりました。

 

与野党ともに全32選挙区で勝つのを目指す、という最上位目標(タテマエ)はさておき、私の目算は、

 

与党優位…18選挙区
与党辛勝…5選挙区(宮城・山梨・滋賀・岡山・愛媛)
野党辛勝…4選挙区(青森・福島・新潟・三重)
野党優位…5選挙区(岩手・山形・長野・大分・沖縄

 

やや与党贔屓(与党に甘め)で採点するとこんなイメージです。
ウクライナ情勢を受けた現状維持志向(国防への関心高)を考えると与党優位ですが、原油高・物価高の影響をモロに受けた地方では与党逆風

 

野党側の足並みが乱れている(特に立・国)ことから、楽観的な予測(25~27勝)という話も耳にしています。
が、平成28年参院選(21勝)を考えると、今回も21勝~23勝あたりではないでしょうか。

※愛媛(知名度のある女性候補と永江氏のタッグ)、岡山(公明・JA造反の可能性)、滋賀(嘉田前知事がチームしが=野党系)などは、決して油断なりません。

 

…前回の21勝を下回るならば、候補者本人は当然ながら、周りで支える事務方職員もよくよく猛省をしなければならないと思っています。
選挙は水物といっても、諫められなかった責任は真摯に受け止めるべきです。

 


なお複数人区の13選挙区(2人以上が当選する人口多数都道府県)の目算は、以下の通りです。

 

北海道(3人区)自立立
茨城県(2人区)自立
埼玉県(4人区)国自公立
千葉県(3人区)自立自
東京都(6人区)立自公共都自
神奈川県(4人区)自公立維自 ※5位の者は任期3年
静岡県(2人区)国自
愛知県(4人区)自公国立
京都府(2人区)自立
大阪府(4人区)維維公自
兵庫県(3人区)維公自
広島県(2人区)自立
福岡県(3人区)自公立

 

読みづらいのが北海道の3枠目、神奈川県、京都府

北海道は性別棲み分けの有無+社会党の強い土地柄、立が3枠目を取るのではないでしょうか。前回は高橋前知事という特殊な事情、今年はそうはいかないかと。
神奈川県は如何に三原さん・浅尾さんの女男の棲み分けが成功するか、というところ。前者が取り過ぎて5位になるのではないかという予想です。
京都府は国民・維新の連携、共産の強い土地柄ですが、やはり第一党同士が分け合う形に落ち着くのではないか、と考えています。前幹事長さんの人間性はさておき。

 


とはいえ、まだ火蓋が切って落とされる前。平時の空気感と開戦後では違うもの。
兎角、お世話になった方々…議員も秘書さん方も、また会えることを願っております。

 

ここまでに。