とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

あさましき

雨が降ったり酷暑になったりと、天気に振り回される今日この頃です。


この雨上がりに、なくなった絆もあるそうです。

あさましい人間の不義理によくここまで耐えた(今も狂信者からの中傷が続くそうですが…)蛍の強い光、優しい光に敬意を表します。


さて、


天災は(強靭化などで減災はあるとはいえ)不可避としても、人災は回避できたのではないか。そう思わせるのが北海道旭川の件でした。

全道ニュースと週刊誌くらいしか情報源がないので、途切れ途切れにしか情報が入ってこないのですが…


私刑や週刊誌報道で関係者が裁かれるのは望ましくないと頭では考えつつも…教育周りの力関係で調査が動かないのは異常事態ですし、

お母様の気持ちを思うと、のうのうと生きている、ましてや教壇に立つのは許せない、と目に涙を浮かべてしまいます。


自分の中学時代を振り返ると、部活動で馬が合わず揉めた女の子や後輩からどう思われていたか、という加害目線が足りなかったと共に、

あの時一歩間違えていたら不良にトイレに連れ込まれ…という被害(未遂)の話もありました。

 

幸い同小の出身者が多かった、2学年上に親類がいた(故に一部教師陣に可愛がられた)、お勉強ができることで何とかそういった危険を突き放せましたが…

そうでなかった同学年の子がどうなったか…卒業してから、凄惨な話も耳にしています。


小学校から中学校に上がるタイミングというのは、「皆が仲良く」の理想と現実の差を実感するタイミングであり、

また身体的成長、精神的成長から、小学校の比ではないいじめが起こるタイミングでもある。

 

より一層のケアが必要なのに、メンツやデート?を優先されてしまった、

尊厳を一方的に蹂躙された母子の絶望を思うと…


コロナの話題が全国共通の関心事、というのはあるのでしょうが、陽性者人数を出す、キレ芸素人司会者のコメントを流されても、不安が煽られるのみ。

その裏で、黙殺されようとしていた被害者母子の無念、閉鎖的教育界隈の闇に真摯に向き合うことこそ、報道の姿勢ではないでしょうか。

 

大学へ不法侵入したり、パセラで飲酒馬鹿騒ぎ→クライミングを始めたり、

はたまたイヤホンを盗んだりする暇があるなら、真摯にお仕事なさって下さい。


ともあれ、お亡くなりになられたお嬢さんが安らかに眠れること、

お母様がその分も生きるべく前を向けることを、微力ながら願っております。