とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

性別役割分業

週明けのネタ記事観察をしていたら、ネコ好きのライター(兼デマバスター)の篠原修司さんが面白いツイートを取り上げていました。

 

↓写真はこちら(ツイート主は私でも篠原先生でもありません)

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(名前伏せますが)ツイート主は◯日新聞での海外取材担当の経験から「海外にこんな光景はない!」「性別役割分業が自然に出ている…」とおっしゃっているご様子。

過去例からしてそうじゃないよ、という反論は篠原先生が既に写真付きでなさっているので、私個人の事務方経験の話をすると…

 

椅子引き普通にやってますよ、私。

※ちなみに、私はアラサー男子です。生まれてからずっと♂。

 

いやいや誤解を招く行為をした/絵面を作った方が悪い…という意見もあるかもしれませんが、事務方感覚からすれば「役職が下なら普通にやる」。

私も会議の多い仕事故、性別が女性の上席やバッジ(国会議員)の為に椅子を引くなんて数え切れないほどやっています。引くだけが仕事というシーンも(泣)

 

…何故やるかって?

 

自分の座る場所を間違える人がよく居るからです。

※そんな訳ないやろって人、そんな訳あるんです。手で場所を示すだけとか椅子を引かないと、手前で座っちゃったりね。

 

想定されるご意見は「間違えても指摘すればいい」でしょうか?

 

  1. 当たり前だけど座り直す手間が生じる。
  2. この座り直す姿も見栄えが悪く、指摘相手に恥をかかせることになる。報道カメラが回っていたら最悪。
  3. 相手次第では「もう座ったからいいじゃんか」「俺/私にどけと言うのか!」と機嫌悪くなって動いてくれない。
  4. でも上座下座にうるさい業界だから、3.の状態を放置したら最悪クビ!

 

とりあえず事務方としては、この様子を「性別役割分業が自然に出ている」と言ってしまうのはあんま日本国内の会議には出たことない/取材したこともない人なんだなぁ…と思った次第です。

最近は薄れつつある「お茶汲みは女子に」じゃあるまいし…

※下の者に椅子だけ引かせるのはパワハラだ!って攻撃なら「いいぞ、もっとやれ」と笑えるのですが。

 

叩きやすい組織委をとりあえず叩きたかったとか、一部で流行りの出羽守(海外では〜と比較・自慢したがる人種)とかではないことを祈るばかりですが…

そんなことを考えさせられた、月曜でした。