とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

セールスマンJP 生きた化石編

自宅で夕食の準備をしていたところ、特段Amazonの注文やメルカリの落札品もないのにインターホンが鳴りました。

誰かからのギフトかもしれないので、ひとまず応対をしてみると…

 

「こんばんは、この建物を担当している株式会社ナントカの◯◯で、ウンタラカンタラ…」

 

いや、早口で聞き取れんから。

 

結論から言うと「何か(電気かガスか?それも最後まで分からず)の切り替えをすると安くなります、話をしたいので家にあげてくれ」のセールスだったのですが…

自称・社会人2年目のボクちゃんがこれでもか!と地雷を踏んでくれたので、以下まとめます。

 

  • 前提条件 その①

オートロック付マンションで「家にあげてくれ」は相当難易度が高いことをご理解ください。

まず無理だと思って(ハナからビラをポストに入れて帰る位で)臨んでください。

 

  • 前提条件 その②

↑に加えて「ビラ・勧誘はお断り」とポストに掲示している我が家に敢えてセールス突撃!するボクちゃんはセンスがない。

自らで地雷原直進というリスクを選んでいることを自覚してください。

 

  • 時間

配達物受取や急用ならさておき、私は20時半という時間にセールスに来る人のお話を聞く気にはなりません、なれません。最悪20時まで。

これを指摘すると、ボクちゃんから「我が社の営業時間は21時までなんです」という素晴らしいお返事をいただきました。営業関係のマナー講座を受講するか、異動届を書くことをオススメいたします。

 

  • 喋りかた

早口で聞き取れない旨を伝えても早口言葉をやめてくれないのは、「早口で圧倒してやる」と相手を下に見ているのか、「詳細を問われる前に上げてもらいたい」やましさがあるのか…

いずれにせよ、反論権・判断時間を与えない詐欺師の手口ですので、ここはキツめに叱りました。

 

  • 説明その1

あまりにポンコツなので私以外でも看破は容易と思われますが、「この建物を担当しています…」「検査の結果、安くなる部屋とならない部屋があり、おたくは安くなる部屋…」と管理会社や東電/東京ガスの検査関係会社と誤認させるフレーズがありました。

問い詰めたら「建物への営業担当だ」「(シミュレーション次第では安くなる部屋)かもしれない」という意味だと自白してくれましたが、非常に下劣なやり方だと思いますよ。

 

  • 説明その2

管理会社に言われて来たのかと問い詰めても「会社から来ました…」と濁すので「◯◯(マンション管理会社)に言われて来たのか、所属する会社に言われて営業に来たのか、ハッキリせい」と叱ったら、後者でした。

会社のおつかいで来ました〜とボクちゃんが正直に言えたことは評価しましょう、まあ嘘ついて前者と言ったら管理会社に相談→抗議が来るでしょうけど。

 

 

…と、大量の地雷を踏んでくれるので「貴方、社会人何年目?大丈夫か?」と聞いたら「2年目です」とのこと。営業が人材不足の会社なんですね…

ここまで叱っても「玄関にあげて下さい〜」とふざけたことをほざかれるので「わかった、下に降りてやる」と言ったら退散してしまいました。

 

こうした沸点低い系エピソードも「オレ、昔はワルだったんだ系自慢」と大差ない、側から見たら良くないものとは、頭では理解していますが…

令和時代にこんなセールスをやらかす会社がまだ生き残っていたのは悪徳か否か問わず生きた化石と思うので、どうか備忘録として残させて下さい。

お目汚し、失礼いたしました。

 

…あぁ、会社名と担当者名、抗議用に控えておけばよかった。