とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

5-0-0/6-2-4-2-1

あくまで個人の意見ほか。

 

【5-0-0】

女性大臣が5人なのに副大臣政務官が少ないのは何故か?

 

  • 女性の自公衆議院議員は来る解散総選挙に備えて任官を忌避した(地元に帰りやすい状態を望んだ)のではないか
  • 参院側も自見大臣(28年当選)と同期以下から選出+前回三役入りを除くと限られた顔ぶれになってしまうのではないか
  • そもそも公明・参院への根回しが不足して、希望した人材を公明・参院に出してもらえなかったのではないか

 

こんなところではないか?と思っています。

最後のそれがなければ令和元年当選の高橋はるみ前道知事、本田顕子先生(薬剤師連盟)を副大臣クラスに登用することは可能だったかと。

 

いちいち女性の人数で騒ぎ立てるのもどうかとは思いますが、一貫性がないという隙を与えるのももったいなかったものです。

 

 

【6-2-4-2-1】

Wikipediaにすら載っているのですが、意外に知られていないのが

最高裁判所の判事は出身で枠が決まっている」

ということ。

 

6人→裁判官判事枠。東京・大阪等の高裁長官経験者など。長官はここから選出。

2人→検事判事枠。東京・大阪高検検事長経験者など。

4人→弁護士判事枠。弁護士会から推薦有。

(※山口厚判事のように、推薦に応じずに弁護士資格保持者を任命することも不可能ではない)

2人→行政官判事枠。外交官や消費者庁長官等様々。

1人→学者判事枠。民法や刑法、行政法等。

(※宇賀克也判事って行政法学者通り越して良く言えばアイデアマン、悪く言えばぶっ飛んでるというか中々個性的ね)

 

よく見かけるのが「日本は三権分立が機能していない」「この国は大丈夫なのか」という面白いコメントなのですが、

投票価値の較差訴訟(所謂1票の格差とか言ってるアレ)を見ている私からすればお前の頭は大丈夫か?と言いたくなります。

憲法に「判事の任命は内閣(長官は指名が内閣、任命は天皇)」とあるからといって、好きな人間を送り込めると思っているなら🇺🇸に染まりすぎです。出羽守。

 

本当に機能してないなら違憲状態判決なんて出して区割変更やら合区・ブロックやら圧をかけてこないでしょ。むしろ、司法の内輪ノリで「投票価値」という算数の授業が投票率・無効票率より祀られて立法・行政は大迷惑なんですよ。司法はどう見ても三権分立の中のガンダーラ(謎に包まれた仏ゾーン)。

 

以上、個人の意見でした。