衆院選が近付くにつれてふと思い出したこと。
あ、国民審査やるんだっけ?
弁護士枠の宮崎裕子・最高裁判事に×付けた記憶がない…と思っていたら、既に退官しており、
更に「国民審査を経ずに定年退官した初の判事」というレコードを作り出してたことにはびっくりしました(笑)
行政官枠も長嶺安政・元外交官(日韓合意反故の件で召還された大使)に代わっており、
林景一判事の頃とはまた判断、最高裁の動きも変わるのかもしれません。
ところで、私の毛嫌いする某NPO法人、ナントカ国民会議(笑)のお得意なネタに、「国民審査でバツ運動」というクソ活動があります。
はっきり言ってしまえば、気に入らない判決を出した最高裁判事にバツを付けてやれ、という運動です。
ワースト記録は昭和50年代に活躍された下田武三判事(外交官出身、後にプロ野球のコミッショナーでも有名)…でも、確か15%のはず。
ご存じのとおり罷免の条件は過半数。国民会議(笑)の涙ぐましい運動あっても、下田判事どころかワースト10にすら届いていない。実に無意味。
…いじり倒してやりたいところですが、実利追求では我々とは嗅覚のレベルの違う方々、狙いは他にあると考えるのが自然です。
正直実利を目指すというよりは、「正義の味方PR活動」「連帯感を再認識する為の部活動」「法曹の卵に俺の問題意識を植え付ける布教活動」なのでしょう。
ただ、その過程で「お前にバツを付けてやる」と言われた最高裁判事、ひいてはその家族ってどういう気分なんだろう…とふと思ってしまったり。
ポケットマネーに随分余裕があられるのは結構でありますが、少なからず人を苦しめている事は、ゆめゆめ自覚してほしいものです。 無理か(笑)
勿論、合区解消派としては較差是正を衆参ともに要求してくる、特に平成24年・26年判決のように都道府県単位を軽視する最高裁判決は如何、と思いますが…
それはそれ、これはこれ。そもそも較差是正要求の厳格化(最高裁の方針転換)も誰のせいなのか考えたら…
いずれにせよ、やっぱりナントカ国民会議(笑)はクソという結論に至りました。
悪即斬にて滅ぶべきである、と申し上げて、私の暴g…雑論を終わります。
※すぎやま老もそうなのですが、高市候補を推薦している超右派ジャーナリスト(♀)の方、いつまで賛同人にいるのかな…?