とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

わたしはねむりたい

色々疲れている時、食後でちょっと血糖値が高い時、少しウトウトしてしまいます。

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…いつでも眠りたがりの私のだらしなさはさておき、本日取り上げたいのは「居眠り」の話。


広島の方で威勢のいい首長が「居眠り議員を晒す」「議員定数を半減する」等と元気が良いようです。
(定数を減らすと重鎮=あなたの改革に反対の議員が残っちゃうと思うよというツッコミさておき)前者の居眠りについて私見を。

 

よくFNNの変な動画(居眠り議員として元オリパラ大臣の顔が映っているもの)がサジェスチョンに上がってきますが…
私としてはちゃんと質問すべき時に質疑に立つ、やるべきことをやっているなら、軽い居眠りは許していいと思っています。

 

  • 理由➀ 議員というのはどうしても高齢化するものだから

特に地方議員に顕著ですが、バッジは成り手不足、どうしても年配者が多くなります。
故に体力面で若者(賛否さておき私のようなアラサー、首長さんのようなアラフォー)の常識は通じません。

 

じゃあ体力のある若い方々をガンガン議会に引き込めばいい、という意見には私は否定的です。今度は知恵や経験、バランス感覚欠如の面で。
この数年、「根回し(事前対応)」しない意識だけ高い系が増えて成功した事例を見たことがありませんし、するとも思えませんので。

 

  • 理由➁ 議員の仕事がハードワークだから

議員の仕事というのはドラマ、報道の影響もあり楽に見えるかもしれませんが、実際は綺麗事ばかりではありません。
知らない人にいきなり「〇ね」「税金泥棒」と罵られるのは日常茶飯事。支持者にじわじわ責められることも。

 

私も区議会ニュースはざっと目を通していますが…興味のない人には紙ごみ、非在宅がバレる迷惑な広報物。
議員活動で取り上げてもらえるのはほんの一部、それでも住民・支持者の為に汗を掻かねばならない、損得勘定では割に合わない仕事です。

 

「職業に貴賎なし」という話を以前取り上げた気もしますが、働く人それぞれに抱えている事情があります。
いつも寝ていて仕事していない!ならともかく、ちょっとした居眠りは許してあげてもいいのでは?と私は思います。


とある首長→国会議員となった方とも見解が一致した(「僕は絶対寝ないけど、寝てる人にも事情があるから批判しないよ」とのこと)話ですが、こうした理解が広まることを切に願うばかりです。

 

ここまでに。