とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

「勝っちゃうし」

まずはおめでとうございます。

 

戦術の分析を出来るほど目は肥えていませんが、猛攻を凌ぎつつ、上手く交代枠を使った攻めがハマった、でしょうか。

以前より遥かにブンデスリーガ経験のある選手が多かったのも、確実に追い風だったかと。

 

何より4度の優勝、ブラジル大会ではブラジルを7-1で屠ったドイツを下した自信は、一番の宝物ではないでしょうか。

終戦無敵艦隊、7-0でスタートを切っていることを思えば、次戦は中米相手でも引くわけにはいきません…この勢いで勝ち点をもぎ取ってほしいものです。

 

 

この大金星は正直、立場立場で引用して然りだと思っています。

 

野党なら「攻守交代だ、攻め切ってやる」

与党なら「残り15分、逆転を見せてやる」

 

これを引用したからといって、サッカーや代表を侮辱している!と騒ぐのは気にし過ぎと思います。

立場次第でリスペクトを欠いてるようにも見えてしまうやもですが…フラットに見れば、そうではないのかなと。

 

この程度の派閥の会合の軽口くらい、多めに見ても良いのでは?

フ◯テレビさん、プライムらしからぬニュースでちょっとガッカリしました(笑)

 

 

むしろ取り上げるべきは公職なのに「勝って残念!」と言ってしまった方でしょうか。

 

「人権問題で抗議活動をする国に勝ってほしい」と思うのは自由ですし、「皆が居住地・自国籍を持つ国を応援しなければならないというルールはない」もそのとおりです。

贔屓のスペインバルの店員さん(日本人)は勿論スペインを応援しています。ドイツで働く友人はドイツを…日本を応援することは誰一人強制していません。共産主義国家じゃないんだから。

 

ただ、思いが過ぎて「勝って残念」と吐き捨てるのは論外です。

90分超の激戦、スポーツ経験者ならばその間神経を張り詰める苦労はわかるはずです…

 

敗者に鞭を打つべきでないように(海外のコラージュも私には不愉快です)、勝者に対しても敬意を持って向き合っては?

それが分からないからいつまでも主役になれない、ということを自覚してほしいものです。

 

わざと主役にならず、無責任な批判役に徹して楽をしたいなら話は別なのですが…

ここまでに。