とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

防御策

「3ヶ月経って繰り上げは阻止したし、ほな辞めるわ!」の人が辞めて2日…色々なコメントを拝見しています。

 

「都議がボイコットして委員会に出させなかったのは、大人げないやり方だったのではないか/攻める口実(いじめが云々)を与えてしまったのではないか」


こんなコメントを見ましたが、事務方として私は全くそう思いません。

 

9日に派手な服装+指輪で登庁して「すみませんでした、でも辞めません、仕事させてください」と言っていましたが、
あれで禊が済んだなんて思っている人は皆無でしょう。 ガンジーでも助走をつけて…のレベル

 

ただ本人はアレ(議長の呼び出しに応じ、カメラ前でふみちゃんは辞めへんで!宣言)で禊は済んだ…と思っていたようで、委員会に出ようとしていた。
これを許してしまえば、同委員会の委員長・副委員長・理事・委員13人?も「あなたの禊は済みましたので、仕事してもいいです」という誤ったメッセージを送りかねない。
※都議には会派関係なく「なぜアイツをやめさせないんだ」という苦情が寄せられている以上、議員活動をみすみす許せば漏れなく13人はフルボッコですね…

 

しかしながら、特定の委員だけ議場に入れないようにする…ということは(国会の乱闘さておき)できない。
その前に見解を問う場(議会運営委員会)を突然入れることもできない。故に「開かない」という手を取らざるを得ない。

 

そもそもいじめって、「心理的・物理的影響を与える攻撃的なニュアンス」があるはずですが…
上記委員会開催阻止はいつまでも同じ手が使えない(今回はようやくやめてくれたけど、粘られた場合、ずっと水道局の関連質疑を先送りには出来ない「防御策」。その意味でもいじめ呼ばわりはちょっとしっくりきません。

 

与党側の遅刻や失言で野党側に開会阻止さる場面を多々見ている側からすれば、その程度でいじめ呼ばわりするならバッジはよ外せというところ。  もう外したか(笑)

 

ある意味一番怒っているのは、この騒動のせいで折角の代表選の話題がトップニュースにされない某党かもしれません。 今はどこに出張しているんだっけ…?
かなり無理のある邪推かもしれませんが、天敵の某党が話題にならないよう、子分に派手に爆弾を破裂させたとすれば…どこぞの知事は恐ろしいですね。

 

さてさて、これからどうなることやら。