とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

理不尽な現実

移動中だったので、Twitterのニコニコ生中継を拝聴しておりました。家に着いてからも。

 

心の底から謝罪、という体で臨まれたのではないのは理解しました。

度重なる質問への回答にうんざりする所作、要所要所に小馬鹿にする態度…何をする為にこの会見を開いたのかな?と。

 

政治家としてのキャリアは残念ながらお終いですが…人生自体はあと20年、30年は続く。そして、貴女には娘もいる。

その上で、あのような再起不能になる対応を自ら取っていく、というのは…何とも理解が及ばないものです。

 

いじめを助長する、という話がありました。

大津や旭川のみならず、全国各地の学校現場等で見られる凄惨ないじめ(被害者側に原因のない、理不尽な暴力)と、現実を見ない我儘なおばさんへの現実的対応を一緒にされるというのは、被害者を侮辱するトンデモ発言です。

※勿論弁護士さんは仕事として隣に座っている、本人の本音を代弁していることは理解しています。会見では誤魔化していたけども。

 

更には都議会側が辞めさせられない、詳しい状況も説明しない中で、「出たい委員会だけ出る」という態度を取る人が被害者意識で語るのも、どうもおかしい気がします。

議運(議会運営委員会)は拒否とタイミング良く体調不良になれるスキルは本当に素晴らしいですね…今日の会見ではケロリとしていましたけど。

 

人には厳しいのに、自分には…というのは永遠に拭えぬ疑問です。

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ここのツッコミがなかったように思えました。

人に厳しく自分に甘いとは思わなかったのか、という点、私が会見の場に居たらば突きたいところでした。

 

議員報酬も、昨今の文通費の議論含め、「(公選法に反しないよう確認して)選挙区外の慈善団体に寄付する」なら許されるという感覚は、私には少し理解しかねます。

広く見れば地域の為の予算が、対地域の議員活動にしっかりと使われないことは、果たして健全と言えるのか。

 

いずれにせよ、バッジに相応しくない輩が退場したのですが…どうも辞めればいいんだろ程度に考えられている理不尽な現実にスッキリしない。そんな90分でした。

板橋の皆様、ご愁傷様でした。