とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

峰に生ふる

日曜は、石川県在住の友人に会いに、北上することに。

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駅前の商業施設ハピリンのスケートリンク「ハピリンク」も、しばらく見納め。

また次世代を担う子ども達が楽しそうに滑る姿を見られる日を、楽しみにしています。

 

友人と合流してからは北陸ならではの雲丹、中落ちの寿司裏メニューや、白山市の「犀与亭」の卵とじすき弁当など、グルメ巡りの旅に。

いずれも都内や関東にはまずない、質、量、価格が優れたグルメです。稀だからこその有難みですが。

 

午後は雪だるまの里、白峰地区を目指すことに。

後々Googleマップを見たら、友人カーに相当な距離を走ってもらっていました。感謝するばかり。

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道中、ふるさと創生事業で出来た「河内地場産業センター」に立ち寄ることに。見た目からレトロで良いですね。

いわゆる道の駅的な施設ですね。そばソフトの実食を楽しめました。

 

奥に進むとコンビニがなく、JAのAコープのスーパーが買い物を支えているという地域に。

徐々に高度が上がり、トンネルを抜けた後は手取川ダムのロックフィルの壮観に驚くことに。石川県の上水道を支える大ダムです。

 

到着した白峰地区は焦げ茶色、直方体の家が目立つ街並み。

温泉から少し山奥に歩くと、入り口に雪除けの木が△に組まれている家なども。

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大庄屋、山岸十郎右衛門宅は三階建ての直方体。

中にまでは入れませんが、外観のみでかつての権力の強さを窺い知ることができます。

 

林西寺(りんさいじ)では前住職、加藤さんから廃仏毀釈の歴史、重要文化財である下山仏や龍の彫刻についてお話しいただきました。

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神仏分離廃仏毀釈で尊像が破壊されずそのまま山にあれば白山の現代評が変わったのでは?という思い、そうした仏教側から見た令和の代替わりの儀式の見方…非常に興味深いお話も。

言葉ひとつひとつが知的であり、林西寺の住職様が先祖代々語り継いできたのが分かりました。またお会いしたいですね。

 

夜は金沢駅まで戻り、北陸が誇る日本酒と共に食事など。

富山県の名酒・勝駒を見て嬉々とする友人。人生をこう楽しめる、食の趣味を持つのは大事ですね。

 

白山市、白峰地区…様々な経験をさせていただきましたが、やはり友人の力あってこそ。

お互いに歳ならではの悩み抱える部分ありますが、これからも好敵手として友として、互いに切磋琢磨できたら幸いです。ありがとうございました。

いまひと旅 逢ふこともがな

今年最後の遠出でしょうか、墓参りを始めとする、北陸一人旅がスタートしました。

(昨年→http://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/12/15/180255

 

まずは檀那寺さんへの挨拶から。

だみ声ながらも優しいお寺さん。かつては「新幹線延伸まで生きてられるかな…」と物騒な話をしていましたが、お変わりなく何よりです。

 

今のところ酷い雪もなく大丈夫ですか?と尋ねるとこれまたそう単純ではなく、山場にある冬時に稼ぎたいスキー場は人工雪で対応しなければならなくなる、という悩みもあると。

とはいえ、市街地は昨年の豪雪で大変だった時期もあります。関西住まいの親戚の子どもに「雪降れば良いのに」と言われた時、お寺さんは内心複雑だったとか。

 

お寺さんと墓地へ。昨年の反省を活かし、今回は墓の花立のよごれを磨いたりなど。

マッチがなかなか火が点かなく焦りましたが、無事に終えられて何よりです…また来年も必ずここに帰って来ます。

 

お寺さんと別れてからは、東口方面で私用を。

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幼少期、3階のトイザらスに連れて行ってもらうのが楽しみだった「パリオシティ」。

独り身かつ三十路の今は、おもちゃの代わりに手袋や傘、土産など。これからもパリオには帰郷の度に顔を出したいですね。

 

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20年が経ち、更地になった懐かしい場所も。

形はなくとも…思い出は私が生き続ける限り共に。大事なものを、ありがとう。

 

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懐かしの「越前つるきそば」でにしんそばを。散々福井をPRしておきながら、にしんそば実食は初かもしれません。

ついでに大晦日の年越し蕎麦もお願いできました。県外発送云々で店員さんを混乱させてしまい、大変申し訳ないです(泣)

 

午後は再び、東尋坊に足を。

物悲しくも、気持ちをリセットできる場所です。

 

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道中、白山神社という神社を発見。都内や秩父にも同名の神社があるので寄り道を。

 

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荒磯(ありそ)遊歩道、1年ぶり2回目の挑戦。

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古代の製塩場、という前回見逃したスポットに。

前回の遊歩道でのアワビ密漁禁止!の看板の近くにひっそりとありました。

 

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前回とは違った岩場に行ってみました。

亀の頭のような岩がありましたが、荷物もあり先端に登ることはせず…

 

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今や若いカップル、海外からの観光客も集める人気スポットになっても、この岩場には何か変わらない寂しさがあります。

願わくば、語り継ぐ方がこれからも…

 

岩場カフェ、東尋坊タワーに寄った後は、荒磯遊歩道の延長戦。雄島に向かって散歩を。

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そうこうしている間に、やはり冬、日が沈み…

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赤く美しい橋が少しおどろおどろしい様子になってしまいました。猛省。

 

※参考 雄島(グーグルマップより)

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雄島灯台を見る頃には17時を回り、辺りはすっかり闇に。

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暗中行軍の恐怖感もありましたが、それ以上に己が考えを整理する良い機会になりました。

この1年でどう変われたか、そして何を達成できなかったか…まだ10日あるとはいえ、反省すべき事は今からしっかり認識しないといけません。

 

通り過ぎて行った家族、なかなか道が交わらぬ方と「逢いたい」と思う気持ち。自分のルーツ、パーツであり、否定し得ぬもの。

大事なのはそれを後ろ向きにするのではなく、前に向けること。

 

ともあれ、帰るまでが旅です。

浮かれることなく、引き続き。

The wall

色々と壁を感じる日々でした。

 

ひとつは報道のとおり、IR=統合型リゾートの件。案件そのものは胡散臭く、白黒はっきりさすべし、という立場に変わりありませんが…

これでIR中止論に世論が傾くのか?と思うと、少しばかし残念な気持ちにもなりました。

 

以前書いたhttp://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/05/24/004021通り、展示場ビジネスでは東京ビッグサイト「すら」70〜80位の面積=昨年時なのでもっと順位は下かもしれません、という状況です。

IR=やましいと壁を作っている間に、各種イベントが面積の都合で海外、特に近隣アジアの国々に逃げて行くかもしれないことは、もう少し危機感を持つ方が増えてほしいものです。

 

他方で、物理的な壁を壊して話題になっていた方々もおりました。

 

個人の意見としては、「落ちてしまえばただの人」という厳しい現実を知っているので、合流に同情をする面もありますが…

冬春から鞘当て・小競り合いがあり、夏に対決して討たれた人もいる中で、さあ仲良く握手しましょうというのは違和感を拭えないものです。旗を信じてついてきた方も沢山いる。

 

少し残念なのは「合流に否定的な人は置いていってでも合流したい」という声があること。

マンモス政党で互いの顔を知らぬレベルならまだしも、厳しい時世・党勢で共に戦い抜いてきた仲間じゃないのかな…とは。投げ出していいのかな。

 

いずれの壁話も、安易に口出しすべきネタではないかもしれませんが…

どうあれ、皆々様が納得する方向に落ち着きますよう、願うばかりです。

逆鱗

「アンガーマネジメント大賞」という話題を観測した週明けでした。

 

私も本年は振り返ると脇の甘い案件がありました…2019大賞を受賞された某女性のように身を滅ぼさぬよう、ゆめゆめ気をつけたいですね。

私の場合、報道も総出で自粛しないでしょう(笑)

 

逆に、怒りを抑えずに示したことで称賛されているお嬢さんも、何やら鉄道会社とネタを振り撒いているようですが…

その関係で「飛び恥」なる言葉が流行しているそうですね。新垣結衣さんのドラマの略称に似ていると最初に思ったのは私だけではないはず。

 

私個人の意見は、動物愛護主義からのヴィーガン、気候正義からの肉食忌避と同様で、個人で温室効果ガスその他から飛行機の利用を自粛なさる分にはご自由に、と。

ただ、飛行機を使う他者を批判したり、生活様式を改めろと他者に強いることはNGであろう、というものです。

 

私は海外に移動しない仕事ですが、知人には世界をタイトなスケジュールで飛び回らねばならない人もいます。物流業界で飛行機なしでは仕事にならぬ人もいますし、ずばりANA関係者もいます。

立場、見える景色は人それぞれ。その辺りを顧みることなく批判するのは、海外どうこう〜という理屈では正当化はされないでしょう。

 

航空会社もバイオ燃料の使用等、まさに見えない工夫をしています。

先輩に当たる某氏に阿る訳ではありませんが、工夫や技術革新で温室効果ガスを減らす方向へと神経を使う方が良くないか?とは、私も思うところです。

※技術革新に期待し過ぎる辺りが文系脳、との批判は甘受しますが…

 

…そんな事を、今も海の向こうにいるであろう知人を思い浮かべて書き連ねておりました。

ともあれ、短気は損気。怒りに身を任せることなきようまさに年相応、冷静たりたいものです。

シチューの作り方

行きつけの美容室で「よいお年を」と言われ、年末シーズンを改めて実感した日曜でした。

 

あと2週間で平成31年/令和元年が終わる。

総括はまだ先ですが、色々笑ったり泣いたり忙しい一年だったなと、感じ始めています。

 

他方、墓参りを始め、まだ今年中にやらねばならぬ宿題もいくつか。

インフルエンザや寒暖差アレルギーに負けている暇はありません。腸活始め引き続き取り組みを。

 

先程まで、朝食用のシチューを作ってみたりなど。

じゃがいも・玉ねぎ・人参以外に何を入れるか?を考えるのが中々楽しいメニューです。

 

コーン、しめじorえのき、葉菜類、魚介類や肉など、カレーよりバリエーションが多い中、此度は敢えて牡蠣を入れてみました。

単純に帆立より価格が安かった+案外合うのでは?というテストプレーも兼ねて。見た目は良いです。

 

今回はクリームシチューですが、ビーフシチューもまた好きな料理だったりします。プロの店くらいに煮込んで、牛が柔らかいと尚良しです。

先日塩麹で肉を柔らかくする?というNHKの特集もありました。こちらも冬場の何処かで、挑戦したい案件です(笑)

 

自分用の料理も楽しいですが、買い物の場面ですれ違う家族or恋人を見ると、やはり誰かの為に料理を作ったり、一緒に作業するのも楽しかろう、とも。

今出来ることは、然るべき時まで、自分の経験値を積み重ねること。時に失敗しつつ、スタイルを確立していきたいですね。

 

さて、明日も忙しくなりそうなので、この程度に。

文体の荒い仕事方面の日記から変わり、週末は色々と身体を休めつつ、勉強など。

 

数年前に解いたTOEIC公式の問題を久々にやると、なかなか善戦できた他方で、集中力にまだまだ隙があることも分かったり。

本来は「聞いてやるぞ」と意識を集中させずに話を耳に入れてこそですね。まだまだ道は遠い。

 

昼からは、靴方面での私用をこなしておりました。ソールの減ったスニーカーを修理に出し、また気になっていた靴も貯金からひとつ追加。

味のある靴ですが、爪先を守るためのトゥスチールを付けてあげるのが先。北浦和の工房に預けることに。

 

この時期だとスエード系の靴をよく履くので、その手入れ用アイテムも追加・新規購入など。

巡り巡って私の元に来てくれた靴達。少しでも長く綺麗に履きたいものです。

 

AirPodsも調べていましたが、やはり皆考える事は同じというか、流石はAppleブランド…Proは来年までお預けのようです。

一瞬ノーマルでも…という考えも浮かびましたが、やはり技術の最先端、Proに触れたいもの。来年には使用感を素人なりにまとめた日記でも書きたいですね。

 

ワイシャツもオーダーシャツの「KEI」から色々と話が来ていたので、少し買い足しを。

折角いくつか持っているカフリンクス用に、少し袖をいじったものをオーダー。もちろん事務方が派手ではいけません、付けるものは推敲します。

※オーダーの様子はこちらを参照下さい→http://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/10/03/181541

 

最後に、慌ただしい平日でひとつの楽しみだった「大角玉屋」のいちご大福を。

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苺の甘酸っぱさ、豆の食感、餡のバランスが良い品です。

年内の永田町出張販売は終わりかもしれませんが、新しい年もまたひとつの楽しみとして…引き続き、仕事に打ち込みましょう。

プロの自覚が足りない

石炭や不倫やらで騒がしい町で、またまた別な話題を注視しておりました。

もちろん、逆に張るのが趣味とかいう訳ではありません(笑)

 

ある番組、まあ報道ベースに載ったのでハッキリと述べると報道ステーションですが、与党の某氏に悪意のある編集をして放送した結果、然るべき立場の方が国会まで出向いて謝罪する事案になった、という案件です。

某氏が非常に怒っている、という話を聞き及んで経過を調べましたが…報ステを擁護しようがない、厳しい言葉を使わば「ねつ造」と言える案件です。

 

新年が近い中で、来週も定例会見はあるのか(年末だから今回で定例会見は終わりか)?という、会見終了後の雑談での一場面を、

「与党はスキャンダルを気にせずに年越しムード」と編集して、ナレーションやテロップを煽るように付け加える。

 

そもそも記者会見終了後の雑談を撮っておくやり方も、会見する側のどこまで撮影OK/NGの基準次第では許されない話ですし、

それに加えて、記者会見の一場面+終了後の雑談を使って都合のよい筋書きを作り上げる、こんな編集が許されると本気で思っている方々がいるなら、プロの自覚があるのかを疑います。

※もちろん会見終了後でも許されないレベルの失言ならば話は変わりますが、ただのスケジュールの話に公益性があるからという言い訳はできません。

 

政治家だから批判されてやむなし、報道に注文するのは避けるべき、という立場の方も見かけました。中には文筆家という肩書きの人もいましたが…

相手が公人私人、善人悪人を問わずこうしたやり方が罷り通るなら報道なぞそもそも不要であり、賛同は致しかねます。

 

社説記事ならさておき、テレビという圧倒的な力を持つ媒体で、自分達で作り上げた筋書きをさも真実の如く放送する。傲慢さに呆れるばかりです。

強い言葉を使いすぎましたが、プロの自覚が少しでも残っているなら、二度とこうした日記を書く輩が出ないように、報道の職責に真摯に向き合っていただきたいものです。

歩みは遠く

世間がノーベル賞ラグビー歓喜に沸く、或いはアフガンの事件で悲しみに沈む中、それとは別に、ひっそりと寂しいお別れの会がありました。

テレビも新聞もさして取り上げないでしょうが、私にとっては大事な会でした。

 

ほんの半年前あたりにはヒトの身体を成していた方が、骨となって壺に入っているのは何とも寂しく、辛いものがあります。

ただ、最後の最後まで気配りを忘れない方でした。残された側がなすべきは、多々のご厚情に感謝するとともに、遺志を継いで結果を出すこと。

 

まだまだ課題は山積していますが…草葉の陰から、笑われることがないよう取り組んで参ります。

吉田先生、お疲れ様でした。

 

時計のオーバーホールが落ち着いた矢先に、メンテナンスが必要な物がひとつ増えた日でした。

愛用しているレザースニーカーのかかとが減って、そろそろ危険水域なので、こちらも修理を。六本木まで行かねばなりませんが、致し方なし。

 

「スニーカーなんて、安いのを新しく買えばいいじゃないか」という捉え方もあるでしょう。

他方で、お気に入りの靴を長く履きたい人も、ファッション性を求める人も、両脚を守る物だから然るべき出費をしたいという人もいる。私は後者です。

 

もちろん独り身故のこだわりですが、身を固めても理解を得られるよう、相談したいですね。

よく美容室関係で述べますが、「価値ある物には、相応の対価を」という考えこそ激動する世界を日本が生き抜くのに必要だ、と勝手に思っています…ご賛同やご批判は、ご自由に。

 

少し目、神経を使い過ぎて疲れた一日でした。

頭皮ブラシで文字通り頭を柔らかくして?休むことに致しましょう。

画竜点睛

土曜には前職時代の上司、そして日曜には高校時代の同期を集めた同窓会と、懐かしい顔ぶれに会う週末でした。

 

特に、後者は幹事として店選びから日程の調整、お誘いの便りなどを書いたりと、あれやこれや動いたことからも無事に完遂できて何より。

忙しい中、また一部は他県から、高校近隣の中華屋まで駆け付けてくれた同期達には感謝するばかり。幹事に足りない部分も、明るく楽しく盛り上げてもらいました。

 

他方で先約と重なったり、急用で参加できなかった同期には申し訳ないです。謝られたりと、逆に気を使わせてしまったり。

年末も在京の見込なので個別でも良ければ会えたいですし、また次の企画の折に参加してもらえるように、引き続き頑張りたいですね。

 

前職直属の次長殿も、そして共に学んだ同期の友人達も、それぞれ壁を乗り越えつつ前進し、道を切り拓いている。活き活きと暮らしている。

ちょっとやそっとで俯いていては差が開くばかり。負けてはいられませんね。

 

幹事有難うと言われましたが、こちらこそ多々元気を貰えました…本当に有難う。

 

年内に必ずやるぞ!と意気込んでいた同窓会だったが故に、少しばかし燃え尽き症候群も(笑)

…しかしながら、まだ最後のイベントが、故郷のお墓参りが残っています。

 

今年も色々成し遂げたり失ったりしつつも、周りの支えもあり前進している、と無事を報告せねばならぬ家族がいます。

肝心な日にインフルエンザ等のオチがないように、体調管理しつつ頑張りましょう。

 

本当は臨時会閉会の感想を書きたかったのですが…あまりにネタがなかった(笑)ので、またの折に。

あゝ高裁週間

帰りの電車内で、いきなりビール缶を片手に「人権週間か!」「そうか、人権週間か!」と叫ぶ謎の人物に遭遇しました。

経過はともあれ、12/4〜12/10は人権週間。期間中もその先も、他者には思いやりを持って接したいものです。

 

あれやこれや、高裁判決が気になった週末でした。

あおり運転はともかく、熊谷の心神耗弱の件はいち国民としては納得がいかぬ面が強いです。

 

死刑廃止反対の論者の極論ですが、これが罷り通るならば障がいを持つ方をけしかけて罪を犯させるという考え方を持つ方も出てくるのではないか…とも考えていました。

我々がブレーキを踏む場所でアクセルを踏み込む、予想以上に邪悪な方々はいるものです。

 

加害者が日本人であろうとなかろうと命は、人権は尊重されなくばならない。外国人だからと叩く方は軽蔑します。

かと言って、亡くなった方の人権が「終わった」かのような扱いをされるのも納得行かぬこと。いざ、当事者や利害関係者になったならば…と。

 

話は変わり、参院選の定数訴訟について。水曜日に結果が出揃い、件数ベースでは合憲16、違憲状態2となりました。

合憲が数で勝るも、「僅かでも較差是正」「附則に代わる附帯決議による更なる是正の決意の示唆」による合憲が大勢であり、はいおめでとう〜の話ではありません。

 

甲子園や「ケンミンショー」に市井が沸くように、人は共通点ある人に親しみを持ちますし、都道府県規定が現行憲法になくとも、憲法より古い区割りに馴染み深い方は数多く。

確か福岡高裁で言及されましたが、合区やブロックで多県から選出された人は、二県対立時にどう動くのか。「全国民の代表として振る舞え」と綺麗事で片付けられはしないお話でしょう。

九州新幹線の負担や諫早湾などを考えれば、佐賀・長崎の合区などあり得ぬ話です。

 

司法関係の知人もいるので、悪口ばかり言う訳にはいきませんが…理論だけで世の中は回らないのではないかなと。

ともかくも、今後の議論の趨勢と、後者の方は合区解消の改憲論の真摯な実行を見守り、事務方としてサポートして参ります。