とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

ごろり、支援を考える。

子育て世帯への支援を耳にする今日この頃です。年度替わりの負担を考えると、然りでしょうか。


ひとり親で頑張る世帯は勿論ですが、これまで漏れがちだった、両親のいる子育て世帯への支援もしっかり対応してほしいものです。
働きたくても仕事が見つからない、自分達は節約できても子供の出費は滞納できない、いっそ離婚した方が支援=給付が入る…という形は、あり方として宜しくない。
※「給食費滞納/指定制服購入不可だっていいじゃない」は大人の考え。子供はそうじゃなく、いじめ→ドロップアウト→貧困の連鎖、という見方もあります。


「共働きなら選ばなければ仕事はあるだろ!(口の悪い人は、原発/漁船に行けとか平気で言ってしまうのですが…)」という指摘もありました。
転職経験のある身としては…世の中そんな都合良く回らないこと、収入の不安に加えて職が決まらない心理的負担のダブルパンチを甘く見ないでほしい、と思ったり。


ところで未だに「10万円おかわり」を言っている人達もいるようです…はてさて、本当に苦しいご家庭はツイッターで遊んでいられるのか。
こうしたSOSの真偽に付き合う暇があるならば、声すら出せない人達へのアプローチを優先するべき。そもそも射程範囲をまた全国民にすれば、各自治体に更に負担がかかります。


関連して、アウトリーチ(outreach)という単語をよく耳にします。アウトリーチ型の支援が必要~といった形ですね。
上に書いた通り、声すら出せない人達に対して「申請せい」とどっしり構えるのではなく、こちらから御用聞きのように動く、と。


とはいえ、全部を公務員が担うのは不可能ですから、やはりNPO等の民の力が必要になる。
「お金配れおじさん」等一部の方々のせいでつい穿った見方をしてしまいますが、助けようと必死な方々もいる。十把一絡げにしてはならないなぁと。


色々コメントしたい話題が多い他方で、帰宅すると寝不足でごろり→筆不精発動、という流れが続いています。
思い付いたり忘れたりが多いこの頃。ちゃんと思考はまとめたいものです。