土曜に同期が歌った懐メロにこんな歌詞がありました。何点満点か、難易度が如何程かに依りますが、いつ聞いても厳しいスコアです(笑)
それはさておき…
昨今の国際関係の案件もあり、「政治に満点はない」ということをよく感じます。センターと違い、リアルの政治ではある人が満点をつける回答が、別の人には零点だったりする。
志が低いと批判されるかもしれませんが、結局「皆が75点をつける回答」を目指すのが政治ではないか、と思います。
※75は「満点じゃあないけど高めの点数だよ」という事で、70や80でも構いません。
よく私が使う喩え話ですが…
政治は「肉しか食べたくない子ども」と「ベジタリアンの妻」に対してどんな晩御飯を作るのか?を試行錯誤するイメージです。
松阪牛を出せばまず妻は納得しない、ナントカ高原の無農薬野菜を出しても、子どもは拗ねてしまいます。
そこで、間をとって「大豆のハンバーグ料理」を出してみた。子どもにとって肉じゃないけど好きなハンバーグだし、妻にとっては食感が嫌でも大豆は大豆。
分かりづらい表現らしく大変不評なのですが、それぞれの希望を聞いて、全部は叶えてやれなくとも、妥協点、落とし所を見つける、というのが政治ではないでしょうか。
晩御飯の献立ごときと一緒にすんな!と代議士先生に絞められるかもしれませんが。
側からみれば、満点を取りに行かない政治家は器が小さい奴、ヘタレなどに見えてしまうかもしれません。
でも見方変えれば、そう見られてしまうリスクについても悩みに悩み抜いた結果、75点回答というケースもあります。
100点じゃないから0点だ!と決めず、0点か100点か、白黒の物差し以外にも採点基準はある、と覚えていただけたら幸いです。
政治の話は政治の話であって、勉強や日常業務、プライベート、そして恋愛は、満点を狙っていかないとダメですね。
知識面もメンタル面もまだまだ。大切な方々の満点の笑顔のため、己の弱さにしっかり向かいあってゆきます。修行、忍耐。