とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

ふと考える きもの話

山形沖地震について、色々情報を見ておりました。

震度6強、死者0を幸と見るか不幸と見るかは個々人に依るものでしょうが…

 

山形・新潟両県には重傷の方、家屋に傷を負った方や恐怖を感じた方もいらっしゃいます。数字の大小が全てではありません。

まずは被災された皆様に、お見舞い申し上げます。

 

他の話題では、東京五輪観戦の抽選が話題になった一日でした。

当たらなくて叫ぶ方もいれば、当たり過ぎて困る方もいるなど…世の中には様々な方がいるものです。楽しみたいもの同士、仲良く共存できれば。

 

他方、大会ボランティアへの酷暑対策がなってないと大会組織委員会がダメ出しされたなるニュースも聞き及んでいます。

熱中症を如何に防ぐかは、ボランティアに参加する友人知人を持つ身としても注目しています。希望的観測だけで動かないことを期待しています。

 

他、話題で気になったのはある着物の広告に関するキャッチコピーが女性蔑視ではないか、という話。※企業名は伏せます。

数年前の広告ゆえに今更ぶり返すべきでない意見も然りですが、男性の私から見てもちょっとイラっとする内容なので、今後よく反省されるべきかと。

 

別な観点ですが、かの「はれのひ」の頃から気にはなっていましたが、和装の在り方についてちょっと思う部分も。

門外漢が生意気を言うようで、業界人には不快かもしれません。

 

和装業界が新年、成人式や卒業・入学の特需あれど苦しい中、

「あなたの大事な日には和装を」というスペシャルのベクトルで攻めるか

「普段着など和装をより身近に」というカジュアルのベクトルで攻めるか

という二択があるように思えます。話題のキャッチコピーも交際に重きを置く辺り、①の視点かと。

 

ただ少子化、伝統継承が揺らぐ中、業界は②の視点も持たねばより萎むのでは?という思いも。

普段着で和装という方も少なく街中で和装だと視線を集めたり、ユニクロ、GUやZARAに行けば洋服も安価で買える等、現実には難しいでしょうが…

 

仕事はスーツ/スラックス派ですが、和装が嫌いという訳ではなく、むしろ憧れも少しある身です。

願わくば、想う方とはこの辺りの価値観についても意見を交わして、時に和装を楽しめたらな、と。