※前日記の続きとなります。
土曜夜には芦原温泉から北上し、金沢へ。
感染対策しつつ話せるようにと、友人が料亭を予約してくれました。
予約時刻まで時間があるので、周囲の小道を散策。以前通ったことのある道も、夜だと雰囲気が変わります。
『るろ剣』や『鬼滅』に出てきてもおかしくない、静かで風情ある街並みです。
敢えて言うならば、営業・生活もあるのでなかなか難しいでしょうが、完全な歩行者専用(車両の進入禁止)にできるとなおベターな気も…
料亭ではコース料理を。色々やり取りがあるとはいえ、多々心遣いをいただき感謝です。
北陸の話、食事の話、仕事の話から色恋沙汰、ファッションと話が弾みました。石川県の日本酒も美味い!
翌日、日曜日は友人の車で、小松市の那谷寺(なたでら)へ。
本殿・大悲閣には「胎内くぐり」という岩壁の道(内部撮影禁止)。
摂関政治の時代を生きた花山法王の話も、展示物や友人から見たり、聞いたり。
三重の塔の先の展望台からは、岩面の美しい風景を撮ることができました。
そして芭蕉の「石山の 石より白し 秋の風」の句碑。
このタイミングで雹に襲われ、岩場に隠れる羽目に。
1時間ほど歩き回った後は、近くの粟津温泉・総湯にて休憩。
靴箱に色々と、この地域を巡る歴史が書いてあって面白いものです。
昼は感染対策もあり、白山市の「犀与亭」にて牛鍋弁当(卵すき焼き)を頼み、公園で食事。
価格の良心さに加え、肉の美味さ、量を考えると、この為に立ち寄ってもよいくらいです。
月曜勤務の準備他もあるので、お土産を買った後、夕方に金沢を出発。
非日常から日常、即ち現実へと引き戻される感覚もありますが…働いて、生き抜いて、また必ず。
土曜夜~日曜昼と、貴重な休日を返上して案内してくれた友人にはひたすら感謝するばかりです。
寒さに加えて流行り病の恐怖、そして公の仕事ならではの不安もあると思いますが…どうかご無事で。
ここまでに。