とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

なみえのおやつ

政治もエンタメも、ニュースはある中でいまひとつ盛り上がりを欠く8月下旬です。

 

アマゾン、通販ではなく南米の熱帯雨林が焼失するニュースをよく耳にします。

燃える→CO2の発生はその通りですし、生態系への影響は心配せねばなりません。ですが、「地球の肺が失われる(だからお前も関心を持て)」なる呼びかけが横行するのは違和感があります。

 

私は文系人間ですが、「成熟した木はあまり光合成をしない」位は予想がつきます。

そもそもアマゾンの森林=酸素発生源と決め付けるのは誤った理解を広げるのではないか。森林自体の呼吸、微生物の分解作用は?

 

もちろん、焼畑農業を奨励する気はありませんし、焼けた木の次に若い木が生えなければマイナスではありますが…いささか過熱が心配です。

「地球の肺」論者には「ブラジルの開発支援をした日本は、環境破壊を応援した国だ!」とまで言う人もいるので…そこまで日本を嫌わなくても(笑)

 

さて、今日のお昼には「里山ガーデンファーム」の珍しいお菓子をいただきました。

f:id:aMikadoOnUSA:20190828211256j:image

中の餡から皮生地までかぼちゃを練り込んだという「なみえのおやつ」。

なみえは女性の名前ではなく、福島の浪江町のことです。帰宅困難区域やDASH村関連で聞いたことある方も多いはず。

 

故郷に誇りを持ち、歴史や味を残したいと作ったお菓子…甘過ぎない味も、そのバックグラウンドも、なかなか気に入りました。

f:id:aMikadoOnUSA:20190828215259j:image

食べて応援したい気持ちに加えて、一人暮らしだと調理手間からかぼちゃ料理が遠のく面もあります。こちらもまた買いたいですね。

 

先に述べたアマゾンの熱帯雨林にも、誇りを持つ人がいる。そうした方々の誇りは素直に応援したい。

インフルエンサーに引っ張られるのではなく、自分で考えて、募金にせよ何にせよ、できることからやっていきましょう。

大きく広く

週末とは打って変わり、穏やかな日を過ごした月曜でした。

 

昼は、少し歩きたい気分になり、

里山ガーデンファーム  国会議事堂店」

まで行ってきました。8月は30日(金)まで。

 

今回初めて購入したのが、福島県産の種無しぶどう「あづましずく」。

f:id:aMikadoOnUSA:20190827005615j:image

なんと言っても、一粒一粒が大きい。そして程よく甘い。

少し値は張りますが、「良いものにはそれに相応しい対価を」…たまの贅沢だからこその有難さでしょうが、期間中にもう一度食べたいですね。

 

会議に出た他、論説記事を整理しながら、昨今のニュースについて色々情報を仕入れたり。

特にGSOMIAの破棄からお隣の国関連ばかりに注目しがちな中で、遠藤誉さんの中露北を睨んだ意見は中々興味深いですね。

 

…私も市井同様、近視眼的になってしまっているなと改めて反省です。国際情勢はより広く眺めないといけない。

言動、物事の裏に何があるか察する、読み解くことはビジネスのみならず、プライベートの場でも重要なスキルですね。

 

かつて私に四次元的思考の重要性を話してくれた方がいましたが、昔より今の方が一層言葉が身にしみます。

負けてはいられませんね、いやはや。

 

さて、炊飯の準備をして、身体を休めましょう。

耐える者

色々と誤算のあった日曜でした。

 

一番は私的な話ですが、中国系の外国人のトラブルに巻き込まれて60分も拘束されたことでしょうか。

やましいことはないので、あった事実を淡々と述べ、向こうの言い分が第三者から聞いてもおかしいとはご理解得られたのですが…

 

世の中、都合のいい解釈が出来る方が居るようで…ニヤニヤして肘鉄を入れてきた数分後には、2回も殴られたと被害者面している面の皮の厚さは、ある意味尊敬します。

口頭注意した後、外形力は押されて押し返した程度=当たり前ですが殴る訳ないので…多分主語・目的語を入れ替えると正しい日本語になりますね。

 

唯一私が反省すべきは、今話題の煽り運転のように相手の程度の低さを見極めて速やかに回避する力が足りなかった点、でしょうか。

独り身ですが、将来家族を守る身になった場合にも備えて、回避能力を鍛えたいものです。

 

以前も似たようなケースがあったので、私側はだんだん面倒になる他方…先方は延々と私は悪くないと主張をなさっていて、実に無駄な待機時間でした。随分暇な女性だなぁ。

何とも後味が悪いエピソードでしたが、これを以て外国人に偏見を持ったりはせずに…

 

先程は比喩に煽り運転を使いましたが、この夏何かと騒がれた方々もいらっしゃいました。

悪い意味でメディア映えするので、四六時中報道を見たような気もします。ただ、卒業アルバムの公開や過去の暴露は毎回疑問に思うやり方ですが…

 

回避することが大事であると共に、元をなくすにはどうすれば良いかがより大事な話です。泣き寝入りする方を増やしてはなりません。

厳罰化という手段のほか、意識改革をどうするかも考えないといけません。そう簡単に人の内面は変えられないものですが…

 

選挙の話は、また後日。

…頭を切り替えて、仕事していきます。

Sore

久々に、文字通りの肉体労働をした土曜でした。

 

いやはや、運動不足で減量・節食等というワードが頭に浮かぶ状況では、逆に有難いのかもしれませんね。

こう実戦がないと勘も鈍るもの。お誘いいただいた宮崎県議には、感謝ばかりです。

 

そして、夕方には数年ぶりに高校の恩師と会うことができました。Facebookで繋がっていても、やはりリアルに会える方が嬉しいものです。

古典の読み方を教わったのももう10年以上前になると思うと、色々懐かしさも込み上げてきます。

 

ともあれ、首長選挙のサポートという非常に価値のある経験をさせていただきました。

お会い出来た皆様、ご縁をいただけた皆様に、ただひたすら感謝申し上げます。

 

常々思うのが、人の為に行動できるということが、人生で非常に大事だということ。

個人で万事なんとか出来るスーパーマンもいるかもしれませんが、大抵の方は支えて/支えられて生活しています。私もそうです。

 

かつて、他人の選挙応援に疑問を呈した女性もいましたが…人間同士の関わりは合理性や損得勘定より義理人情が勝る話。

疑問に思うことがあっても、誰かの為に流した汗はいつか巡り巡って、何かしら結果で帰ってくる。

 

…まだまだ研鑽中の輩が言うのも、少しばかし口が過ぎるかもしれません。

とはいえ、追い付きたい人に、かけがえのない人に負けてはいられませんし、引き続き自分の手や足を動かしていきます。

 

それにしても、少し出しゃばり過ぎて喉や脚を酷使してしまいました。

日曜は友人の晴れ舞台もあります、大事な結果発表もあります…リフレッシュして迎えましょう。

多湿早瀬

小雨が降ったりやんだり、なかなか安定しない天気が続いています。

 

涼しいかと言ったら高湿度で△、洗濯も…という話を飲食業の知人としていたら、曇天になって有難いという意見が。

飲食業でも洋食だから猛暑時に油っ気のある料理はあまり売れない、そもそも外出が億劫になるから8月は中々辛かった…などなど。

 

飲食業ならば、ビールなりタピオカなり、猛暑時にこそ冷たい飲み物で書き入れ…

というのも私が思い付くレベルなので、競合が発生してそう簡単に行かない話だ、とも。

 

課題にぶつかり、試行錯誤をしながらも、飲食業でしっかり未来を切り拓こうとする知人の姿に、少し影響されたエピソードでした。

感化されるだけではいけません、私も後世、将来の家族に遺せるものを、積み上げていかないと。

 

夕方から夜にかけて、少し歩き回った日でもありました。

ただ、この多湿の環境で滂沱の汗をかいているのは私だけではありません…夜には埼玉県の某駅前で、ビラを配る方々をお見かけしました。

 

仕事如何の前に、現知事を支持しない私としては、非知事側の青島氏に新しい埼玉県の構築を頑張っていただきたいところ。

審判はいよいよ、25日の日曜日。この土曜日に悔いがないよう、各陣営お過ごしくださいませ。

 

8月も、終わろうとしています。

私も悔いのないよう、一日一日積み重ねを。

実力とは

外部に出していた仕事の答えが返ってきて、徐々に集中力が高まってきた一日でした。

同じ法に向き合っていても沢山の解釈があり、沢山のロジックが組める。改めて面白さを感じました。

 

毎日新聞を読んでいると、男女共同参画についてのオピニオンコーナーがあり、気になる分野なので読ませていただきましたが…

クオータ制導入、投票義務化や定数増等、経済評論家さんが言いたいことを言うだけ、現実的な答えはあまりないという心象でした。

 

冒頭から「選挙は実力主義ではない、公平な競争でない」「非人道的な働き方が心配だった」と並べ立てる辺りは…相変わらずというか、やや呆れました(笑)

とはいえ、テーマそれ自体の関心は変わりません。中央政界/海外で活躍する若い女性の友人もいますし、どう答えを出すかはこれからも自分なりに検討を重ねていきます。

 

他方で、お盆に少し末弟の勉強を見たこともあり、気になっているのがカンニングの話題。

進研模試は受けたことがなく日程にズレがある実施状況から初耳でしたが、このズレを悪用したカンニング商売があるというのは残念な話です。

 

模試については、たまに「今時点の実力を測るのに模試に向けて勉強するのはおかしい」という友人もいましたが、私は合法的に勉強するのは構わないと思います。

「勝負所の受験日に実力が出し切れるのか?」こそ本題ですし、本番のシミュレーションとしても良い話。模試の成績が今後のモチベーションの維持向上に繋がる面もあります。

 

されど、非合法的なやり方は論外です。センターのように模試の出来を見て評価する所があれば、誰かを騙していることになります。

そうでなくとも、実力不相応な結果をズルして出す「背伸び」に慣れると、後々辛い目に遭うのは自分だと思いますが…

 

ズルで勝つのでも、負けて負け惜しみを言うのでもなく、正々堂々勝つべく、地道に実力を身につけて行こう…と感じた日でした。

チャリティのはなし

最近よく耳にするのが、募金関連の話。

レジ脇にある災害/貧困支援等の募金箱によく小銭募金をする身として、ちょっと思うところを。

 

一部で募金を頼まれた→貧困進展、格差拡大という結論につなげるエピソードの発信が見受けられるのですが…

所属組織の見解はさておき、私個人としては「情報社会の進展で従来は目立たなかった現象がネットで取り上げられるようになったのでは?」という気もあり、最近の現象だと言われるのは違和感も。

 

募金自体、放火事件に便乗した怪しい募金もあったように、運営主体を疑わないといけないケースも。

たかが1円/10円だとしても塵も積もれば何とやら、善意の募金が不味い用途に流れないか心配をせねばならないとは、なんとも嫌な話です。

 

善意につけ入るパターンでは以前、埼玉の某駅にて「外国人カード読み」の募金詐欺に遭ったことがあります。

外国人が道を尋ねるかのように近付き、「恵まれない国の方々に募金して下さい/募金します」と印字されたカードを通行人に読むよう頼んで、読み終わった所で募金をせびるスタイルです。

 

「読みました」とカードを返却すると「募金してください!」と食い下がるので、「読めと言われたので読みましたが、何か問題が?」と言い返して立ち去ることに。

十中八九良からぬ方々に利用されている外国人女性には申し訳ないのですが、やはり強制力が働くよう仕掛けるのは、仮に詐欺でないとしても私は是とは思えません。

 

国々の幸福度を図る指標で「寛容さ」が「募金の有無」とされているのも、私には違和感があります。日本が東南アジアより下位だから気に食わない、というレベルの話ではありません。

募金以外にも他者への慈愛の示し方はありますし、ランキング結果を受けて募金せよと強制力が働くのは、募金の趣旨と違うのではないかと。

※この辺り、内申書の評価ネタや東西の宗教観の違いまで踏み込むと話がややこしくなりますので、割愛しますが…

 

ともあれ、今後も理念に共感した募金活動に、自分のペースで募金していこうというのが私のスタンスです。

この辺りは今の家族とも、将来の家族とも、色々と意見交換したいですね。正解はひとつではない話と思いますので。

not for sale

知人との話題がグリーンランド買収騒動で持ちきりになった日でした。

名前と実態がアイスランドと逆じゃないか?といじられたり、地理のメルカトル図法ではオーストラリア大陸より大きくなったりする、大西洋のあの島です。

 

大国間の牽制とか色々事情はさておき、買収騒動を見ていて笑ったのは、当のグリーンランド側のコメント。

f:id:aMikadoOnUSA:20190819230515j:image

「非売品」とか訳し方、受取り方はあるのでしょうが、「not for sale」に込められたウィットというか返しの上手さに笑いました。そして最後にしっかり宣伝を入れていく…

デンマーク側の「季節外れのエイプリルフールだ」よりも私は評価しています。

 

他国の指導者の一挙手一投足に反応するのも宜しくない話ですが…流石にちょっと農家を気の毒に思ったのが小麦の話。

真偽はさておいて、自分の手柄を誇りたいという気持ちは分かるのですが、どうも言い回しが…

 

多くの農家にとって、農作物は単なる売り物ではなく丹精込めて育てた作品であり、美味しいと思って食べてほしいもの。

買う気がない奴に売りつけてやったんだ、と言われるのは作り手マインドからすれば、侮辱的にも取り得て気分の良くない話。

 

他国に限らず、日本でも「言い切り型」のリーダーやコメンテーターが重宝されているきらいがありますが…たまに見るワイドショーで違和感を感じる場面は割と多くあります。

私と違う立ち位置から見る人はどう思うだろうか?と自問する姿勢や配慮は、今後、仮に財力や権力を得たとしても持っておきたいなと。

 

そんなことをふと考えた、8月後半戦でした。

少し身体も鈍っています、エンジンをかけていきましょう。

送る者

週末は、ちょっとした遠出を。

 

見知らぬ地を歩くというのは、色々と期待が高まるものです。

その地ならではの工夫…住んでいる方々に対する意識、観光で訪れる方々への意識が垣間見えて、なかなか面白いものです。

 

肝心の用件の方は、一発勝負にしては手答えあったかな…という達成感と、それでも解を出せなかったものもあり些か遺憾、といったところです。

しかしながら貴重な経験が出来たこと、そもそもがその用件なくば出掛けなかったことを思えば、満足すべきなのかもしれません。

 

本件では先輩たる某友人の言う通り、「人事を尽くして天命を待つ」といった気構え・心構えで。

次の試験も近づいていますし、仕事も再来週あたりからまた動いてきます…さあ、切り替えていきましょう。

 

別件で、幼少期や少年期にお世話になった方の法事など。

沈む気持ちで迎える法事の場で、仕事話をあれこれ振られるのは、奇妙な感覚がありますが…地方では若い事務方が珍しい以上、仕方ないのかと。

 

数年ぶりであっても、やはり一番多感な時期に可愛がっていただいた方の動かない姿というのは、目に来るものがあります。

よく物陰に隠れてびっくりさせたり、我ながら人の心臓に悪いことをやっていたなあと。

 

ヒトが無限に生きられない以上、誰にせよ「死」はいつかは迎えるものであり、また周囲の誰かを送る日が来るとは、頭ではわかっていますが…

年齢的に残される側の心としては、皆に長生きしてもらえるに越したことはないのかなと、勝手ながら考えておりました。

 

ともあれ、悲しんで俯いているだけでは、送られる方にも申し訳ない話。

いただいた思い出に感謝すると共に、こちらも気持ちを切り替えていきましょう。

今年も出勤前に、市ヶ谷から靖国神社に参拝を。

 

f:id:aMikadoOnUSA:20190815194012j:image

昨今の神社内部のちょっとした話題、また「戦争の死者」に関する畑中章宏先生のコラム等も拝聴・拝見したり、

まだ考えがまとまりきらない部分もありますが…

 

まずは末永き平和を願う日、矛を収め穏やかに祈る日ではないかなと、汗を流しながら考えておりました。

家族や友人・知人、これまで出会ってきた方々や、まだ相見えずとも大切な方々のご栄達、安心・安全な社会の実現を願うばかりです。

 

参拝後は、新聞やネットメディア等を見つつ、あるデータの整理など。

役所側もまだ全てのデータを捌ききれていないようですが、必要なものはそこそこ取れました。後は、どう見やすい資料を作るか…これが悩ましい。

 

TVは台風情報。甲子園の試合中止は残念+関東ではずっと台風報道は違和感があるとの意見も見ましたが、西日本の当事者を思えば致し方ない話です。

立場変われば何とやらです。何はともあれ、ご無事でありますよう。

 

若い方の意見も参考になる他方で、引用する発言の趣旨を読み落としていたり、憲法に◯◯と書いてあるから◯◯だ!という直球が飛んできたり…全てが誤りだとは言いませんが…

ただ自分が20代前半だった頃や、或いは前職時代にどうだったかを考えると、こんな時期もあったな…と反省することも。

 

今日は平和を願う日、カッカしてはいけません。

難しい駆け引きをしている方々もちらほらいるようですが…今日くらいは腰を落ち着けて、ゆっくりして下さいませ。