とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

送る者

週末は、ちょっとした遠出を。

 

見知らぬ地を歩くというのは、色々と期待が高まるものです。

その地ならではの工夫…住んでいる方々に対する意識、観光で訪れる方々への意識が垣間見えて、なかなか面白いものです。

 

肝心の用件の方は、一発勝負にしては手答えあったかな…という達成感と、それでも解を出せなかったものもあり些か遺憾、といったところです。

しかしながら貴重な経験が出来たこと、そもそもがその用件なくば出掛けなかったことを思えば、満足すべきなのかもしれません。

 

本件では先輩たる某友人の言う通り、「人事を尽くして天命を待つ」といった気構え・心構えで。

次の試験も近づいていますし、仕事も再来週あたりからまた動いてきます…さあ、切り替えていきましょう。

 

別件で、幼少期や少年期にお世話になった方の法事など。

沈む気持ちで迎える法事の場で、仕事話をあれこれ振られるのは、奇妙な感覚がありますが…地方では若い事務方が珍しい以上、仕方ないのかと。

 

数年ぶりであっても、やはり一番多感な時期に可愛がっていただいた方の動かない姿というのは、目に来るものがあります。

よく物陰に隠れてびっくりさせたり、我ながら人の心臓に悪いことをやっていたなあと。

 

ヒトが無限に生きられない以上、誰にせよ「死」はいつかは迎えるものであり、また周囲の誰かを送る日が来るとは、頭ではわかっていますが…

年齢的に残される側の心としては、皆に長生きしてもらえるに越したことはないのかなと、勝手ながら考えておりました。

 

ともあれ、悲しんで俯いているだけでは、送られる方にも申し訳ない話。

いただいた思い出に感謝すると共に、こちらも気持ちを切り替えていきましょう。