とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

水を差すもの

成人の日は、友人と飲食など。

 

お互い年始から想定外の案件に振り回されていますが…やはり特殊な公務員、上には上がいるなと。

悩み尽きぬ立場ですが、諦めずにしがみついていきましょう。「ドッスン」が話題になったのであえて言うならば「一念岩をも通す」「雨垂れ石を穿つ」というもの。

ドッスンマリオシリーズに出てくる石?岩?の物体

 

成人の日のニュースは「若者は何故暴れなくなったのか?」というネタが中心に思えました。

道徳教育の成果ではなく、早くからネットに触れている世代にとってはネット炎上や私刑の恐ろしさが抑止力となっているのは、あまり喜ばしい理由ではありませんが…ともあれ、成人おめでとうございますがまず先ですね。

 

いわゆるハレの日に、逆に成人済みの方々が少し、団体行動をして水を差したような事象も聞き及んでいます。私も十数年前、大学の入学式で嫌な思い出がありましたね…

成人式会場の前で活動する「権利」はあるでしょうし、もちろん良かれと思って活動されているのは、承知しておりますが、やはりTPOは考えるべき。

 

つい先日、「ビラ・勧誘おことわり」とシール貼付済みのわが家ポストに、またまた政策ビラが入っていました。

「勧誘おことわりの家にポスティング/訪問するとマイナス=してはいけない」というのは、政治関係では割と常識と思っていましたが…怒るというより心配になってきました。価値観のズレを。

 

以前、宗教勧誘が来た折に「何故勧誘おことわりと書いたわが家に来るのか?」と問うたら「良かれと思って…」的な回答が来ました。

有難いか否かは人それぞれだからそうなるだろう、とは予想していましたし、他方で迷惑防止条例や不退去罪に引っかかる態様でなくば表現/勧誘の自由もあろう、とは分かります。

 

されど「権利があるなら、場の空気や相手の意思は不問でよい」という捉え方をする限り、支持や理解は得られない。

世の中は数多の他者がいる、「結果さえ良ければ」では罷り通らない。私もこの件をある種の反面教師にして、独り善がりにならぬように…