とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

声ある声

電卓機能とにらめっこした日でした。

iPhoneも便利ですが、あまりのタイプミスというか誤作業率に、「電卓はまだまだ需要がある」と思うアラサーです。

 

他者の声というのも、どれを不快に思い、またどれを思わないかは人それぞれ。不思議なものです。

「電車で泣く赤ん坊の声に舌打ちしない社会を」という活字を目にしました。赤子はある意味泣くのが仕事、他人の赤子にそう目くじらを立てるものでもないと私は思うのですが…

 

元気の良い少年少女も、勿論程度の差や公共マナーの縛り等はありますが、多少の声は看過して良いのではないかと、一個人として思います。

自分が小中学生の頃を思えば、あまり他人の行儀の良さを語れる身分でもない気がします。高校生や若いカップルも、元気の良さに少し採点が甘くなってしまいます。

 

他方で、成人後の方の話となるとそうは行かない、と思うこの頃です。

寝ている方、何らかの作業している方…電車の中も十人十色です。その辺り、自分の視野を広げられるとベターですね。

 

公共より狭い場所、特にオフィスになるとより音は籠もり、作業している方もいる。トーンの大小問題はより厳格たるべき、のはずですが…

明るい職場、楽しい職場は理想でありますが、その頭に「一部の人間が」が付くと頷けないものです。

 

雑談に入るのではなくテーマを仕事関係に変える、それとなく雑談を鎮静化する等、若手かつアラサーとしてあらゆる手段を尽くしているのですが…

多勢に無勢の状況下で工作は難しいものです。いやはや、雑音に悩まされている方がこれ以上メンタルを削られなければ良いのですが…

 

仕事中は仕事中、割り切って集中していましたが…

学生時代にロバート「秋山森乃進」のコントを見た世代として、今日は残念なニュースがありました。淋しい話ですが、こればかりは厳粛に。

 

さあ、もう水曜日。

一日一日を、無駄にしないよう。

月鏡

色々胸に落ちないこともあり、昨晩は空を見上げて歩いていました。

そういえば、「5/19は令和初の満月です!」というニュースも、どこかで見かけていたような。

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輝く満月を捉えた写真もありますが、雲に隠れたこの1枚の方が、私はよく撮れたと思います。

雲を貫くあたり満月の輝きの強さが分かりやすく、また右下に高層建築物の赤く光る先端があるのも、より空の高さを実感できます。

 

「見る人に 物のあはれを 知らすれば 月やこの世の 鏡なるらむ」

夜空の月を見ていると色々感慨深くなるのは、崇徳院の時代から変わらないようです。

 

鏡に映った己の姿はどうなっているか、相手の目にどの様に見えているのか…

時には、自分の持つ先入観を置いてあれやこれやと言い訳せず、見つめねばなりませんね。

 

さてさて、紆余曲折はありましたが、5月下旬、6月上旬の道筋も段々と付いてきました。

仕事もプライベートも以前書いたように、勝負の時が近付くにつれ不安も高まりますが、「どれだけ自分は成長したのか?」を試せるワクワク感も、より強く感じます。

 

また、重なっていたスケジュールを調整できたので、ある大事なイベントに参加できるようになりました。

行き先は土地勘ない初めての場所ですが、ある恩人の愛した故郷です。無礼のなきよう、そして何より後悔なきよう、歩いて行こうと思います。

 

…私自身、if?の話を独りで考えることはなかなか楽しいと思いますし、当然ながら否定をする気は毛頭ありません。

しかしながら、現実には他者=他の違うプレーヤーがいて、なおかつ時間はどんどん経過する…足踏みだけでは前に進めないということは、ゆめゆめ忘れずに。

雑感 知識と立場

「もう5月が半分終わった」という話題で盛り上がった週末でした。

 

気温も上がり、少し急ぎ足で移動するだけで汗ばむシーンも多々。梅雨という文字も、見る機会が増えてきましたね。

時間の経過と共に変わるものもあれば、変わらないものもあります。信念、人を想う気持ちは忘れず。

 

汗といえば、予想外の展開に冷や汗かく場面もありました…

それを打開する為にはどうするかと、プロ達が知恵を絞る姿も目の当たりに。勉強になります。

 

他方、人事異動に伴って生じたひずみが爆発した日でもありました。

中間管理職がどうあるべきか…というのは個性派の集団(笑)であるわが職場では、割と悩ましい課題です。

 

年功序列、長年の功労者には然るべき待遇や地位を用意するのは、どの組織でも当人及び若手達のモチベーションになるのですが…

実力と看板にはやはり一定の比例関係が欲しいものです。割りを食うのは、当人に留まらないものですから。

 

そういえば、「失言防止マニュアル」という名前をよく聞きました。

調べると、以前取り上げた窪田順生さんという有名なライターさんのパブリック・スピーキング研修をまとめた紙を共有したようで、マニュアル配布!という表現は誤解を生むと思いますが…

 

プロではありませんが、私は失言・誤解を生まない為に事務方として、

①自分の知識を冷静に把握する

②自分の立場を冷静に把握する

ということが重要だと思っています。

 

公職にある方が正確に知らないことについて、つい口を滑らせてもいけない。自分の背負う責任を理解せずに、つい口を滑らせてもいけない。

どうしてもそれが出来ない方には「絶対に◯◯とは言わないで下さいね!」とサポートするのも事務方のミッションですが…毎回毎回がそれでは、成長も望めない。

 

時代の変化につれて難しくなる部分もありますが…引き続き、働きながら考えていきたいですね。

ふと友人とドライブの計画を話したこと、一部界隈で話題になっていたことから、ネット上の「制県レベル」診断をやってみることにしました。

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流石に赤(居住経験あり)はあまりありませんが、白(未踏)や青(通過)、緑(接地)が多々ある辺りまだまだ。

特に島根、青森、宮崎は行きたい場所もあるのですが、すっかり行く行く詐欺になっています。猛省。

 

仕事に活かすこともさておき…地方のこと、皆々様の故郷に思いを馳せるならば、百聞は一見に如かずというものです。

身体が動く内に、自ら足を運んで心に刻んでおきましょう。

 

先般、ある業界の方に言われたのは、

「日本には目に見えにくいものに金を払うことに抵抗感がある人が多い」

ということ。向きになるどころか、非常にしっくり来ました(笑)

 

たとえば場所のお話。飲食店で何も注文せずに場所を占有するのは是か非か…という話題もありましたが、この場所というのも見えにくい概念です。

サービス、技術の提供しかり。優れた技術を見せられても、ついつい成果物、具体的な何かを求めがちなきらいはあります。医療の世界ですら薬など形に見えないと。

 

最近のネット社会では、絵師=イラストレーターの方の間で「たまに無料でアイコン絵を描いてくださいと頼む人がいる」という話も、ちらほら。

価値観の違いを加味しても、まず自分では描けないイラストを他人に頼む段階で、引け目負い目を感じなさいという面もありますが…

 

これまた聞き覚えのある言葉ですが…大御所が仰るよう、「感謝、感謝、感謝」で望む気構えが大事、とよく思う次第です。

贅沢三昧を奨励する気はありませんが、目に見えぬものでも価値のあるものに対価を惜しまないこと、提供者に感謝を忘れないことは…貧しくなっても、しっかり心に刻まねばと。

 

色々と慌ただしく、また永田町界隈も何かと話題に困りませんが…思考を巡らせつつ、汗をかいて参ります。

血、汗、泪と共に刻んできた時間が…やがては大事な経験になる。怠けることなく。

青薔薇

昨日、日曜は母の日でした。

 

長年の恩もあり、また末弟他で色々と心労もあると思い、実母には軽く贈り物を。

昨年は緑の造花だったので、今年は違う色の石鹸。

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高校の同期がサントリーに勤めていましたが、青い薔薇というのは不思議な力があるというか何か惹かれるものがあります。

後々、中身の熊が「I love you」を持っている事に気付きましたが…見なかったことにします(笑)

 

他方で、母の日にバレンタイン、ホワイトデー以上の同調圧力があるのも、あまり良くないと少し感じています。

男手ひとつの父子家庭の方、早くして両親を失った方、或いはご両親と上手く行っていない方…様々な方がいるので、「皆が母親に感謝する」という見方は危うく思います。

 

…願わくば、そんな方々もいつか母か妻として感謝される、男性なら父の日に感謝されることで、皆が楽しく迎えられる日であってほしいものです。

私も…この先どんなに辛く余裕がなくなったとしても、大切な方に感謝することを忘れない日にしたいですね。

 

話題は変わり、随分気温の高い日が続きました。

クールビズが始まったので早速半袖シャツを愛用していますが、強ちこの判断は間違いでないようで。

 

アイスの話題も増えてきました。MOWや牧場しぼりも良いですが、青く輝くバニラの王者はやはり明治エッセルスーパーカップ

プレジデントオンラインの記事は、バニラファンとして楽しく読ませていただきました。

※と言いつつも、つい最近まで商品名がESSELシリーズの大サイズだとは知らなかったのですが(泣)

 

フィギュアスケートの本田姉妹が、朝起きてアイスを食べる習慣があるという記事もありました。

数年前に夏の朝アイスを友人に勧めて、逆に糖尿病にならないように!と窘められたのも懐かしい思い出です。

 

じわじわ迫る暑さと連休の緩みはあれど、時間とは待ってくれないもの。

引き続き、明日からも気を引き締めて。

肉食獣と草食獣

昨日今日は仕事の合間等に、友人とバーベキューの計画について話したり。

庭でバーベキューとはアメリカ的な文化だなと思いつつも、やはり計画するのは楽しいものです。

 

肉を食べる話に加え、日々靴や財布、鞄と革製品に囲まれていると、気になるのがヴィーガンの話。

先日は「肉フェスの付近でヴィーガンが抗議行動をしている」というネタもありました。他国の話かと思えば東京の話だったようで…

 

エシカルとダイエタリー、つまり食事以外も動物系はダメか否か、また昆虫は可か否かという違いでも分派があるようですが、

トータルでは「肉食=搾取」とみなしアクションを起こすという思想信条を持つのが、単なる菜食主義のベジタリアンとの違いであると。

 

デモ行進をするとか街頭演説するとかは、いわゆる思想信条の自由なのでしょうが、肉フェスや海外の肉屋襲撃のようなやり方は容認しかねるな…というのが私の感想です。

ただベジタリアンと違いそもそも思想信条が外向き、話し合う余地なく肉食習慣との共生を認めないのだから、関わりを避けるしかないのかな…と。

 

将来の家族が、仮に菜食主義やヴィーガンだったらどうなるか…というのも、少しばかり考えたり。

もちろん明確な思想信条を持っているなら尊重して合わせる方向ですし、今や大豆ほか他の食品でカバーできる時代にもなりましたが…

 

が、福井県にルーツがある身としては、やはり鯖は食べたいものです。

革製品も、使い込むと今更捨てられない…今ある物は見逃してほしいですね(笑)

 

非常に難しい問題です。

平和、穏便が一番なのですが。

ドライビング

お昼に連休の旅行話を同期としている際、

「でも、バイクは渋滞関係ないよね」

と同期に言われ、キョトンとしたタイミングがありました。

 

要はバイクなら渋滞も車線間や路肩をすり抜け走行できるよね、ということだったのですが…以前から述べている通り、私はこれには否定派です。

四輪でも「バイクは動きが読めず怖いから先行って欲しい」という方もいますが、渋滞についてはズルさや苛立ちを感じる方もいるのでは、と。

 

もし不用意に車線間を通っている際に「たまたま」ドアが開いたり、煙草を吸う手が出て来たら…

百歩譲って自分だけならまだしも、今後後ろに誰かを乗せていたら、安全配慮義務は更に強まります。

 

誰だって渋滞は早く抜けたい、待ちたくない心情は同じです。

その辺り、すり抜ける方々も考えが及べばな…と。

 

例の琵琶湖付近の事故も、勿論直進車の前方不注意も免れませんが、根本的な原因は右折車の考え方でないかなと。

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グーグルマップで確認しましたが…

矢印式信号が付いている場合は、後続車が溜まって圧がある場合でも、前方確認しながら右矢印を待つのがベターではないかと。

 

バイク免許を取得した際、実母に耳にタコが出来る程言われたのは

「他人の運転判断に何かを期待するな」

ということ。直進停止・進路変更判断しかり、車間しかり…

 

思い通りにならなくて苛立ちたくなるシーンは少なからずありますが、命あっての物種。

「まあ、こんな日もあるもんだ」と笑い飛ばす位が丁度良いのかなと思います。

 

夜に別件で、少しムッとする文章も届きましたが…

私も学生時代はこう賢しらだったのかなと、これもまた柔らかく解釈していきましょう。

 

何事も、余裕は必要ですね。

世界の色は褪せ

色々な方に出会って話を聞き、また地震発生や交通事故、訃報と様々なニュースに反応した水曜日でした。

 

多々聞いた話の中で一番印象的だったのは、ある秘書さんとのインフラ関係の話。

現在は海外での受注で活躍する場があるけど、道路にせよ橋にせよ、活躍の場が確保されなくば優れた日本技術も廃れてしまうだろう…と。

 

技術とは、発現する場があってのもの…モノを作る技術しかり、作ったモノを検査する技術しかり。

工事に金がかかって無駄と無くせば取り返しが付かなくなるかもしれない、というのは頭の片隅に置かないといけないのかもしれません。

 

他の例では、ちょうどバイクの定期検診通知が来ていましたが…

バイク乗りとして定期検診費用は安くないですが、事故防止・安全性の向上の他、検査技師さんの技術発現・技術承継に資する場だと思えば、そう悪くもない気もします。

 

何事も、安直に一面を捉えてはいけないものです。

 

後半は、また政治の話になりますが…

以前ご一緒に仕事をし、時には温かなお言葉をいただいた島田三郎先生がご逝去されたと聞いて、茫然とした時間がありました。

 

国民の代表として国会の仕事を最優先に考えて活動され、他方手柄を誇らず、むしろ活躍の場は他の議員に譲るという「竹下ism」を行く御仁でした。

詳しくは述べられませんが、いずれもエピソードを眼前で見たことがあったので…特定の方に肩入れは宜しくありませんが、私もいちファンだったのかもしれません。

 

昨年夏には事務方風情が僭越ながら、「お誕生日、おめでとうございます」と申し上げたのも懐かしい話です。島田先生からは、「もうおめでたいような歳でもないけど、ありがとう」と。

エピソードは尽きないものです…心より、お悔やみ申し上げます。

 

これからも、お世話になった方と別れる場面を迎え悲しむことも、多々あるでしょうが…

現実に目を背けず、取り組んで参ります。

restart

大型連休後、世間の話題もそれに引っ張られた火曜でした。

心なしか、普段より通勤客も多いような…

 

かく言う私自身も睡眠不足等から気怠さがいくらかありましたが、ある大事な話と衣替えのおかげで、少しサッパリした気持ちで出勤を。有難いものです。

ともあれ、新人社会人の方々は「五月病」との戦いがあると思いますが、上手く乗り切って欲しいですね…

 

それにしても、今朝方「退職代行業が騒がしくなるのが5/7だ」なんて記事も見ましたが…

退職代行業に市民権がすっかり与えられている辺り世の中変わったなぁ…とついつい考えてしまうアラサーです。

 

仕事の方は連休ボケ…と甘えてはいられず、連休中に色々あった数字の整理など。

朝方に欠伸しながらも打ち込んでおいたおかげで、夕方にご用命いただいた際にすぐ動けたりと。

 

まだまだ水面下で色々動いているようですが…事務方とは常在戦場、連休明けとて変わらず。

友人知人に恥じることないように、ギアをしっかり入れていきます。

 

プライベートでは、月曜にある映画を。

英語パートの会話はなるべく字幕を見ず耳で聞いて楽しんだりと、色々チャレンジを?していました。いつかの海外旅行に備える意味でも…

 

今月にある資格試験が終わったら、語学もひとアクションを起こしていこうと。

こちらもやるよやるよ詐欺、口だけ番長で終わらず結果を求めていきます。

 

仕事の合間、プレジデントのコラムなど。

物欲があまりない田中角栄元総理が唯一こだわったのが、「時間の使い方」から時計だった、という話は中々読み応えがありました。

 

「人の一生は誰にとっても一度しかない。その人生をいかに充実して生きるかは、ひとえに時間の使い方にかかっている。」

 

いち時計好きとして、また大事な信念を持つ者として、重く受け止めたい言葉ですね。

賭けと告白の日

遠出が続いたので、こどもの日は近場で勉強、映画や漫画など。

 

映画は「賭ケグルイ」の実写を見に。

小説版のオリジナルストーリーかつ豪華キャストで原作漫画ファンも楽しめる作品でした。興味のある方は是非足をお運びください。

 

ギャンブルの是非はさておいて…「賭ケグルイ」の世界では人生計画書という物が出てきます。

他人に決められるのは論外としても、もしも自分の人生を自由に決められるならば…ドラえもんの秘密道具やデスノートがあったら?と変わらない程度ではありますが、ふと考えてしまいました。

 

いずれにせよ、今の私を形作る、絶対に欠かせない項目がひとつ。残る人生の中でそれを実現すべく…スキルもメンタルも鍛えていきましょう。

賭け事に限らず、「今がよければ良い」という考えに惑わされずに。

 

漫画は「かぐや様は告らせたい」など。こちらは秋に実写映画が出来るそうで。

プライドの高い男女が「告白はした方が負けだ」という考えの下、相手に告らせるべく頭脳戦を繰り広げるのは、世間一般受けするのではないかと。

 

他方で、「告白はした方が負けだ」というのは万事当てはまるかというと、私はそう思いません。

確かに恋愛の駆け引きについてのコラムでは、承諾/拒否の選択権を安直に相手に渡すなと大抵書いてありますが…

 

玉の輿/逆玉のケースでない限り、恋愛関係は姉妹都市の申請のように上下関係が決まるものではないかと。

結局は二人協力して将来に向かっていくのが恋愛なのだから、対等関係だと思っています。

 

私もされるよりする側の人間故に、究極的には自己弁護になってしまいますが…

そんな文化面の思索を、勉強の傍らに。

 

仕事に備えて、このぐらいに。