とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

足が動く限り…

東京マラソンの規模縮小について色々と考えておりました。

 

新型コロナウイルスの流行を避けるならば、参加や応援で人が集まらないように開催中止/延期すべきとは考えておりました。

他方で、東京マラソンの参加倍率、当日に向けて練習を重ねてきたランナーの気持ちを思えば、何ともスッキリしないものがあります。

 

規約上は理由のある規模縮小→返金不可という建付ですが…先の武漢からのチャーター機の8万円のように、返金希望者には柔軟に対応すべきと思うところです。

人数が多く、返金事務が追いつかぬという話はあるかもしれませんが…

 

高い倍率を考えれば、参加希望者にとって有難い話ですが、「次回分のエントリー料はまた別に払え」という対応はお役所的というか、センスがないような…

中国在住者に自粛を求めるべく次回分のエントリー料を免除した矢先、という告知のタイミングも最悪でした。中国在住者の次回エントリー料も払わせる方針なのかは分かりませんが…今のままの対応では「中国人優遇なのか」と馬鹿にされても致し方ないかと。

東京マラソン財団の懐具合は存じ上げませんが、私はどちらも次回エントリー料免除で宜しいかと思います。

 

ともあれ、規模縮小で不利益を被るランナーの方々の気持ちに寄り添うのが第一です。

誤解があるなら払拭すべくしっかり説明し、そして動いていただきたいものです。

※2/20追記 準備段階でお金がかかるなど、誰でも分かることを何故書くのかな…(笑)

 

冒頭、「人が集まらないように」と書きましたが、各種イベントのキャンセルは勿論、通勤電車等への批判も広がっています。

例の件でキャンセルが続く屋形船業界はとばっちりというか…何とも不憫、少し公的サポートを入れて欲しいところです。

 

通勤電車批判には「こんな時には会社休めばいい」「テレワーク就業やフレックスタイム制こそ正義」「◯◯社の取り組みを日本人も見習え」という声も見かけました。

世の中には様々なバックグラウンドの方々がおり、平日に休めない方も少なくない。あれやこれや決め付けは良くないですね。

※2/21追記 早速意識だけ高い系の御仁が「満員電車を中止せよ!」というネタ記事を書いてくださいました。期待を裏切らぬ点は評価します(笑)

 

…と自由気儘に書いた私ですが、先週火曜日に出雲にて10km以上歩き回った結果、数日間左脚が痛み、湿布によるミイラ生活でした。

42.195kmを生涯で1回は走り切りたいものですが、先が思いやられるというものです。まだまだ体力向上は課題ですね、頑張ろう。