某ライトノベルのようにカタカナでルーピーズと振り仮名をつけたくなるくらい手合いに困る方々のお話。
仕事の合間、議場陳謝という懲罰を喰らったアラフィフのおじさんを擁護する層(チーム珍獣)の主張を見て、大体の傾向を分析しています。
- NHKの郵便法違反の追及が大事
これすごく見かけるので特出ししますけど、
年末に総務省から行政指導が入ったっておたくの政党も自慢してますが、これ以上どうするの?
- 他に欠席している議員もいる
これが実に筋が悪い主張で、
「議員活動統計」(https://kokkai.sugawarataku.net)というさも公情報に見えるいち個人のサイトの数字を見て「小沢一郎/山崎正昭も出席0だ、こいつらも懲罰しろ」という、永田町民からしたら
複雑怪奇(cv.平沼騏一郎元総理)
この上ないあん◯んたん主張(何故そんな重鎮の議員出してきた…無知って本当に凄いな…)なのですが、
〜おざわぁ先生編〜
- 衆議院は全ての議員が常任一種委員会に属しているわけではない。
- 同サイトは衆院本会議の出席回数は掲載されていない。
- (議場映像ライブラリまで行かず)記名投票回数だけ追っても、本会議の出席回数は勿論0ではない。
- 以上、当選から登院0の人と同レベルと論じるには不適切な例である。
〜ヤマザキ先生編〜
- 参議院は議長から新人議員まで常任一種委員会のどれかに属している。元議長とて例外はない。
- そして法務委に出席している。既にこの時点で欠席議員ではないので、当選から登院0の人と同レベルと論じるには不適切な例。
〜そもそも編〜
- 支持層は何故か「欠席しているから懲罰された」という謎主張をしているあたり、本会議・委員会の「出席」と国会への「登院」の区別が付いていない。
- そもそも懲罰事由は「欠席」それ自体ではない(議運委員長の経過説明を参考)ので、病欠・感染症罹患等の他の欠席議員と比較することは何ら意味をなさない。
- ↑のサイトにも「出席の数字は載せてるけどそれだけでこいつサボってるとか言ってるとその程度の人だと思われますよ〜?」(意訳)という解説ページがある。多分そうしたところは読んでない(苦笑)
- もっと議論すべき国政上の課題はある
登院しない議員が海外で誹謗中傷や脅迫を続けていることを放置していい理由になりません。
これ「スピード違反している奴を取り締まれよ、ちょっと俺が酒飲んだくらい見逃せよ」と言っているのと大差ないですよ(笑)
- 登院しないことを公約で掲げていた
公約で掲げて当選すればOKなんて理屈通るなら次には「総理をぶん殴る」で当選した議員が懲罰されそうですね(苦笑)
- バラされたら困ることがあるんだろ
本当にそうなら、先にしんぶん◯旗やセンテンスス◯リングを弾圧すると思います(笑)
- リモートを認めない老害だ
リモート出席については憲法審/参改革協議会で議論してますので、是非「登院して」意見仰って改革しましょうね(笑)
- 大手メディアに洗脳されてる
お決まりの洗脳論。論じるに値しない。
結論
思想信条の自由って凄い。同じヒトだと思えない。
まぁ何というか…教育は大事だなぁ、まだまだ私はノーマルの部類なんだなぁ、と再実感しました。
ここまでに。