ひどく残念なことに、心を痛めた金曜でした。
「子は親の背中を見て育つ」という言葉がありますが、「秘書は議員の背中を見て育つ」だと思うのです。
労基法があるじゃないか、公設(政策担当秘書・第一秘書・第二秘書)なら公務員じゃないか、成人していれば自己責任じゃないか、という反論もあろうかと思いますが…
生殺与奪の権利を握っているのは議員。
どのような雇用環境にするか、若い秘書ならどのように育てるか、全ては議員の責。一方的服従であるからこその関係。
大変不義理であり得ないこと…百歩譲って「この期間中は」黙っているべき裏切りを、堂々と宣言してしまう元秘書がいました。
この業界で仕事がしたいなら、義理人情の世界、元秘書だから良いという訳ではありません。
阪神から巨人に行った方を、阪神ファンは笑顔で送り出すものでしょうか。
バルセロナからレアル・マドリーに行った方を、バルセロニスタは笑顔で「頑張れ」と励ませるでしょうか。
よくよく某氏には少し頭を使ってほしいですし、こうした秘書を育ててしまった議員にも反省してもらいたいものです。
私はとても悲しい。