とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

過ぎた事

色々あった令和2年の9月も、いよいよ本日で終わりを迎えます。


与野党の体制が決まり、いざ…と思ってたら萎んだ風もありました。一部でやるやる詐欺と不評でした。
ただ議員同様事務方も、竜巻はいつでも起こり得る、常在戦場の意識は常に持っておかねば。


他方で、はっきりとしたルールはなくとも「慣習的な」タイムリミットがある選挙制度改革問題もまだ進展が見られません。
衆院選は任期満了か解散ですが、参院選は3年1回、令和4年7月に必ずやって来る。


二県合区をどうするか、令和の時代に衆議院と違った参議院の姿をどう模索するのか。14条の縛りを緩めるには上院化するか、「地方の府」を模索するか。ブロックや道州はオワコン。
イタリアの国会改革の件もあり、定数・歳費に関する議論は必ず再燃する。弛まず勉強していきましょう。


他方で、月末にちょっと残念な発言も。
男性として痴漢冤罪を恐れる気持ちはありますが…本物の痴漢事案は冤罪事案以上に多く、自己防衛が過ぎて数多くの被害者を軽んじてはいけない。


件の人が何を念頭に置いて喋ったかはおおよそ予想はついていますが、報道の通りなら言葉の選び方のセンスが悪いし…
何よりも「自分の立ち位置(比例単独の意味)」「他者が自分をどう見ているか(他己評価)」を理解していないのは非常に残念です。


所詮いち事務方であり、先輩や前職上司にも「自分が偉くなったと勘違いしてはいけない」と釘を刺されていますので、過ぎた事は言いませんが…
チェンジ何とかでのネット署名というパフォーマンスに対して、久々に賛同したくなった事案でした。
※ネット署名の実効性・正当性には懐疑的(なので署名は拒否)ですが、「池袋事故の厳罰」や「ハムスター虐待動画投稿者の処罰」には、いち個人としては賛同。


ともあれ、海の向こうの選挙も直接対決が始まっています。
明日からも引き続き、緊張感を持って。