先週の横田さんの訃報から、改めて色々と考える1日でした。
私自身はまだ子どもがいない身ですが…仮に、私の親に40年近く辛い日々を過ごさせることを思えば、非常に辛い話です。
40年…私の人生より長い時間、平成の年号が始まり終わるまでずっと苦しみ続けたことを思うと、正直目に来るものがあります。
こうした苦しみから被害者家族を救わねばならないという思いの他方で…一体どうすれば活路を見出せるのかが難しいのが、かの国との向き合い方です。
強硬的に臨めば向きになってミサイルやら何やらを仕掛けてきます。制裁も、現地のドキュメンタリーも最貧部ばかりを取り上げるので、効いているのかはよく分からない(何故か現地に行った高校友人曰く「中流階級は普通でした」)。
※わが国の期待に反し、実際には国交がある国の方が多いんですよ、という話も以前専門家の方から拝聴したり…
だからといって、半島に連絡所を置いて長々と信頼を醸成していきましょう…というのも感情的に難しいものです。
(先方の主張はさておき)わが国の被害者家族からすれば何故加害者にへりくだるのか、一般国民からしても何度もミサイルを撃ってくる国に軟弱過ぎやしないかと、疑問の声は上がるでしょう。
かの国の体制が崩壊するまで待てるか…というと、生まれた時から社会主義+情報統制の世代ばかりの国民に加え、(敢えて選んだ黒電話風のヘアとか)操縦法を分かっている留学経験者のリーダーには、なかなか期待できないのでは。
(言葉を濁しますが)外圧で潰れないかというと、米中対峙のバッファゾーンという嫌な機能もあり、近隣の皆さんは簡単に壊させないでしょう。
※かの国の南の国はちょっとコウモリ外交な気もしますが…
ただ、冒頭の通り横田さんのような方を増やしてはいけない、言葉だけで何も進展しないことはあってはならないものです。
軟弱だと石が飛んでくるかもしれませんが…外交的なルートを構築して交渉、少しでも前進をしていくしかない…と思っています。
ひとつ大事なのは情報番組等の取り上げ方。
成人式で暴れる方々のように「また変なことしてんなぁ、かの国/黒電話」と取り上げる報道は、わが国国民の判断を鈍らせます。
(固有名詞は控えますが)内通者の方々を挑発し、態度硬化を招きかねない…と思っています。視聴率関係もあるでしょうけど、色物扱いはおやめ下さいませ。
思ったことを、つらつらと書いてみました。
引き続き、外交周りも勉強して参ります。