とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

headache

第二次補正予算成立を迎えた木曜でした。

 

とはいえ、本番は金曜からの来年度当初予算。まだまだ早起きが続きそうです。

引き続き、審議の状況や各地の選挙準備、各種報道をチェックしていきます。

 

さてさて。

 

警察庁のまとめによると、昨年1年間の刑法犯の認知件数は817,445件、前年度比−10.7%と、4年連続で戦後最少を更新したようです。

これだけ見ると数字のトリックというか、安心という名の油断をしてしまいそうですが…

 

多くを占める窃盗や器物損壊が10%以上も減少しているだけで、DV相談件数は77,482件、前年度比+6.9%…むしろ過去最高。

被害が目に見えにくいものですから、いじめの件数同様に認知してない分を加算すればもっと増えるのかと…

 

大事な知人に被害者もいるので、DV関係は特に何とかしたい分野です。

他者目線、思いやりというものがより尊重されれば良いのですが。

 

児童虐待児童相談所への通告件数も増加したそうです。

虐待といえば、野田市で発生した親も、児相の対応もあまりに酷過ぎた件が世間の注目を集めています。

 

SOSの手紙を、よりによって虐待している本人に見せるとどうなるかというのは、社会常識があれば分かると思いますが…

物心ついても親子に逆らえない実力差がある、親に嘘の手紙を書かされた可能性くらいは予見すべきでした。

 

マンパワー不足等は私もいち事務方として同情しますし、そもそも悪いのは親なので児相だけを批判はしませんが…

やはり人命が失われた件、猛省かつ再発防止なく幕引きはあり得ないかと。せめて、次の犠牲が出ないように。

 

人材の地域格差というのも悩ましい話題です。

医師の他、こういう弱者を守る時にこそご活躍いただきたい弁護士も偏りが激しい職種。最多の東京は19,576人、最少の鳥取は僅か66人。

 

あれこれ考えていたら頭痛気味なのでここまでにしますが、

問題意識、様々な面から物事を捉えるクセは、この先も大切に、忘れないように…