とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

Rigid

連休明けからハードな火曜でした。

 

電話口でかなり体力を消耗したので帰宅準備…と、息つく暇もなく調査の依頼が。

忙しい方が余計な事を考えずに済む…とはいえ倒れては元も子もなし。しっかり休んで体力を回復したいものです。

 

…大事な想いも、叶えたい夢もあります。

めげること、悔しいことがあっても、負けてはいられませんね。

 

今日は「法制度を変え難くするのは是が非か」というテーマで考え事をしていました。

 

一番分かりやすい例はやはり憲法でしょうか。硬性憲法と言われますが、法律と違い改正するハードルが高くなっていますね。

 

是の側からすれば、

「簡単に変えられないことで、法制度をずっと安定させられる」

「簡単に変えられると、政局次第では法制度がコロコロ変えられてしまう」

「変え難くなれば法制度に権威が付いて、より守られるようになる」

といった感じでしょうか。

 

対する非側からは、

「制定に関われない子孫が、祖先時代の法制度に縛られてしまう」

「反対派が一定数いる限り、問題のある法制度も反永久的に直せない」

「そもそも変え難い法制度を作ること自体に、制定者に傲慢さがある」

といった主張もあります。

 

わが国の硬性憲法のように、既にある法制度は仕方ないとしても、今後法制度を作る時はゆめゆめ気にしなければならない観点かと。

合衆国憲法の議論もありました。200年以上も前にこうした論争をした方々がいたのは流石に驚きです…勉強になる1日でした。

 

己が作品…それが有形か無形か問わず、作者は自信を持つものです。

問題は、それが自信の域を出て「驕り」にならないかということ。

 

文章を書いていても自分では良い出来だ、この文章なら相手も相応しかろう…とついつい油断しがち。

リアルタイムのやりとりは別としても、本当に見落としがないのか、推敲していきましょう。特に大事な人への文章なら、尚更です。