日産ゴーン問題と北海道の火事が注目を集めた水曜・木曜でした。
前者は日仏関係等もあるので全てがショーではないのですが、後者は不幸中の幸いの話、ゆめゆめ反省すべき話であって、あまり煽らなくても…と思う私です。
さて、水曜に昨年の衆院選の投票価値の較差の1.98倍について合憲という判決が出ました。
法定さる2倍以内に抑えるべく、相当な政治的努力がなされたのでそら当然よ…と思うだけではいけません。
結果が政権の選択に直結する衆院選ですから、参院選に比して較差は抑えられるべきですが、選挙区の切り貼りを続けていくべきかと言われると頷けません。
「選挙区を変えたくない政治家の都合」と言う方も居ますが、投票する側も選挙区の境目や、支持政党の候補がコロコロ変わることに辟易する声もあります。
かねてから参院選の合区解消に賛成、二院制で多様な地域・職域代表からなる参議院で、投票価値の平等を追求するのはナンセンスと、当ブログは考えておりますが…
衆院選の方も、いつか然るべき在り方を考えてみる必要があるのかもしれません。
木曜はIWC脱退のニュースに驚きました。
有名な時計屋ではなく、国際捕鯨委員会の方です。
今年は議長国を務めるも改革案は否決、例の如く捕鯨国と反捕鯨国が互いに言い合うのみのザマでは、やむを得ない選択と思います。
他方、2019ラグビーW杯→2020東京オリパラ→2025大阪万博の流れでは、現内閣は国際社会と違った行動はしたがらないだろう、と読んでいました。
わが国にとって、古来からある捕鯨文化は非常に重要なもので、西洋のロジックで途絶えさせてはならないものです。
反捕鯨国に配慮し、調査捕鯨の副産物として流通する鯨肉すらワシントン条約違反扱いされる、流石に許し難い話です。
反捕鯨国の主張も、聖書で×、哺乳類だから×、鯨が可哀相だから×、絶滅するから×…と特定の価値観を押し付けるもの。
寄付金ビジネス、牛肉輸出国によるロビー活動の面もあるので、エモーショナルさは仕方ないのかもしれません。
ともあれ、新しい方向に進めば予期せぬ攻撃もあるもの。
政府にはしっかり対応を練っていただき、商業捕鯨の再興、わが国の捕鯨文化振興に勤しんでもらいたいですね。
水曜・木曜と興味ある時事ネタが連続したので政治オンリーの内容になってしまいました。
次回は、プライベートな方面で。