埼玉の花咲徳栄の甲子園出場を喜ぶ他方、今日は「三者三様」という言葉が頭に焼き付いた日でした。
今日はオール政治的な話になりますが、ご容赦ください。
①「出る人」
来年1月で80歳になられる参議院議長が、来年の参院選に出馬されるご意向と聞きました。
勿論、ご本人やご当地北海道の皆様が判断することとは思いますが、一個人としてはちょっと思う部分があります。
立法府の長は、衆の伊吹先生や参の山崎先生のように議長退任後もいち議員として活躍される方もいますが、やはりキャリアの終点であり、最高の名誉。
だからこそ、推挙されるには経歴や人格も考慮されるべきなのですが…
永田町に勤めてまだ長くない身ですが、現議長は軽いと言えば軽い、役不足ではなく力不足というのは、私にも分かります。
人の良いおじ様なのは分かります、党人として優秀かもしれません…が、議長という重役には向かない方です。大島議長と並ぶと尚更。
※より詳しい説明を望まれる方は(取り上げるか悩みましたが)山本一太先生のブログをご参照ください。超攻撃的な文面ですが、参議院で生きてきた一太先生だからこそのご感想かと。
その軽さを「最後の花道だから」という理由でスルーして押し上げられた議長ですから、ここで来年も出ます!と言ったら一太先生でなくても首を傾げるものです。
私風情がどうこう出来る話でもないですが…一個人としては思い直してほしいものです。次世代に席を譲るとか、より美しい終え方、「有終の美」があるはず。
②「出ない人」
自民党総裁選に政調会長、岸田文雄先生が出られない、というニュースも夕方に入りました。
母校の大先輩が総理になるかもしれない!というネタからガッカリする面もありますが、
この五輪前のタイミングでかつての岸→池田のように、安倍→岸田(宏池会)と総理が変わるのも1つの節目ではないかと思っていたので、大打撃ではないと言えば嘘になります。
数年後の禅譲という口約束に乗ったとか、色々情報が飛び交っていますが、伝統ある政策集団の長。簡単な決断ではなかったと思います。
その決断に、ご本人も周囲の方々も、後悔ないことを願います。
早速「3選は既定路線!」という意見が市井で飛び交っていますが、やはり総裁選は己の政策や理念をぶつけ合ってほしいものです。
以前から申し上げている通り、岸田先生以外にもう1人贔屓の総裁候補も居ます。ご健闘を願っています。
③「出られない人」
泡沫候補名物?として知られる又吉光雄先生がお亡くなりになられたそうです。
高校時代、友人が「はらをきって〜しぬ〜べき〜だ〜!!」とよく叫んでいました。私ではありません、友人です。
インパクトのある「地獄の業火に投げ込む」等のフレーズ、黄色水色といった至ってシンプルな配色のポスターも、もう見られないと思うと少し寂しいものです。
選挙活動自体も、長い期間走り抜くのもかなり大変な話です。流した汗を思うと決して馬鹿に出来ません。
お悔やみを申し上げると共に、ベクトルは違えど、諦めずに力強く戦い抜くその姿勢については、私も仕事にプライベートとしっかり見習いたいものです。
長くなりました。ここまでに。