とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

Charity

月曜の日記で募金の話をしたのでふと思い出したことが。

 

某団体さんが「わが団体は全メンバーが被災地に毎月給料の2割を寄付しています!」というお話をしていました。

仮に手取りが40万なら8万、400万なら80万…金銭感覚の違いはあるかもしれませんが、私としては大きな出費だと思うので大したものだなあと。

 

と、ここで終われば綺麗な話。

 

調べるとこの某団体さん、事あるごとに「私らこんな2割も募金してます…お前ら見習えよ」的なご発言をなさっているようで。

何度も言われると、初めは有難いお話も段々と飽きが来ると言うか、「またその話?」という飽き、更には厚かましさを感じて来るのが人間ではないかと。

 

私も「やらない善よりやる偽善」だとは考えています。立派な空想夢想よりも、下手くそでも行動することが重要です。

しかし…どうも考え方がしっくり来ないというか、人気取りという要素が見え隠れをして嫌な感じがするのです。

 

タチが悪いのは「募金少なくない?」「こんなに俺は募金したのに」という、他者の募金額の多寡を突く方。

 

確かに100人の10円より、1人の1万の方が額は10倍です。選択肢も広がります。

しかし、単なる資金集めではない募金の類では、数字の大小だけでは割り切れない部分もあるのではないかと。

今後の広がりを考えれば、前者の方がプラスになるようにも思えます。

 

偽善であっても、良いことは良い。それは私も否定しないのですが…

 

いちいち功績を自慢する、私たちは他の団体と違いますPR(他の団体側からすればある種のネガキャン)ばかりしていると、

いつか痛い目を見るような気がしてなりません…私も良い感情は持ちませんし、ネガキャンのターゲット側ならそれ以上かと。

 

その団体さんに限らず…

ある焦りから、早く目に見える結果を出したい、周りにオレは頑張ってるんだ!PRをしたいという人が、最近多い気がします。

 

余裕がないのはわかりますが、動き方を間違えると浮くもの、上がるものも沈むのではないかなと。

やはりいざという時に活きるのは、普段からの地道な積み重ねというもの。慌てて作るものが上手くいく確率は低いものです。

 

かくいう私自身もまだまだ青二才。色々地道に積み重ねないといけない面もあります。

功を急ぐより大事なことを忘れずに、前へ前へと進んでいきましょう。

 

さて…推敲していたら水曜になりました。

長い1日になりそうですが、頑張ります。