とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

大同小異の団結

流石はファーストフライデー、容赦なき突発的残業デーになりました。

大事な約束が1件あったのですが、流石に22時を回ってしまい流会(欠席)に。関係者各位には本当に申し訳ない…

 

 

誰に教わったのか、学生時代に

「貴方に好意を抱く人が1人いるならば、貴方に敵意を抱く人は10人いる」

という言葉を聞いたことがあります。

 

30年未満生きてきて、流石に10倍はオーバーだと思いますが、人の心とは読めないもの、どこでどんな恨みを買っているかは分かりません。

何より、分かり合えない人というのは世に必ずいるものです。「四海兄弟」という四字熟語ほど、現実とかけ離れた言葉はないでしょう。

 

「ああ、コイツ苦手だなー」

負の感情を抱いてはならない、とは決して言いません。私自身、「この◯◯野郎!」とか内心思うことは多々あります、残念ながら。

 

ただ、それを表情や仕草に出さずに、ビジネスフェイスで乗り切るのが社会人の生き様、世渡りというものだろう、と思います。

内心嫌いな相手にも笑顔を振りまく、笑顔が無理ならせめて挨拶だけでもする位は、社会人歴2年や3年の若者であっても出来て欲しいところです。

彼、年下だけど、業界歴は私より長いはずなんだけどなあ…

 

やや知人の愚痴に逸れたので、軌道修正。

 

他人と噛み合わないタイミングというのも必ず出て来ます。怒った、怒られた、話し辛いときは、時の流れに解決を任せることのも好手。

それでも有事の際には、まさに「いざ鎌倉」と集結し、個人のいざこざはさておき課題の解決に協力する、「大同小異の団結」という考えが大事だと思う今日この頃です。

 

普段から良い関係を構築しておくに越したことはありませんが…十人十色、万人と仲良くというのは理想論、小さな点での不一致は不可避。

それでも根にあたる大きな面(同じ組織、同じ部署、同じ思想など)を共有し、緊急時は個人の好き嫌いを投げ捨てて協力出来る…それがあれば、万人仲良くと行かずとも、ビジネスでは十分なのかもしれません。

 

とはいえ、自分が根すら共有しない存在に、根から切り捨てられる結果になっては元も子もない話です。

今日も至らなさを痛感する出来事がありましたが、まだまだ足りぬ身と反省しつつ、引き続き精進して参ります。

 

夫婦間、或いは恋人間で大同小異は是か非か?というのも、1つのテーゼになりそうです。

私としては、双子でない限り違いはあるもの、相手と違いを認め合い、要所要所で直したりと向き合っていけるなら、ベストじゃないかと。つまりは是側ですね。

 

相手側の意向にも依るところですが…

「全て俺に合わせろ」という横暴さも、「何もかも君に合わせるよ」という脆弱さも、かかる相手には見せたくない、そう思います。