とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

紙を巡る日

職場にある、トイレのペーパータオルの扱いが気になった日でした。

清掃のおじさん、おばさんが綺麗にしてくれる場面に鉢合わせることも多いので、汚く切れ端が散っている時は拾ってゴミ箱に入れたりも。

 

急ぎの方々も居るでしょうし、自宅のような綺麗な使用を万人に期待するのは難しいのかもしれませんが…

濡れたペーパータオルの切れ端が汚く散らかる様を見て心を痛める位の素直さは、せめて私は持ち続けたいものです。

 

トイレットペーパー買い溜めを機に、紙の使い方を考えようというネタもありました。

中には日本人が無意識に海外の森林破壊に加担しているという批判へと持っていきたい方?もいるようですが…それはさておき。

 

海外では、海外では…と枕詞をお使いになる御仁を「出羽守」と呼ぶようです。最初に言い出した方の命名センスに感服するばかり。

無賃乗車=キセルも「薩摩守」。これは狂言薩摩守忠度(ただのり)から来た言葉だったなと、ふと思い出しました。どちらも面白いですね。

※「出羽守」自体は、事例紹介・新しい価値観との遭遇よりも単なるマウンティング・ただの日本批判のケースが多い経験から、あまり好印象はありません(笑)

 

トイレットペーパー以外に、印刷用紙を節約すべく電子媒体を使うペーパーレス社会のこのご時世に、「商品券を配る」声があるのも耳にしています。

印刷業界や商品券業界に喧嘩を売る気はありませんし、私も贈答品には商品券をよく使う人間ですが、正直「はぁ」という感想です。

 

もし現金が給付されたら?→①使うor②貯める の世論調査は①がやや多いレベル、ほぼ半々となって大差がなかったのは存じ上げています。

ただ、給付の狙いは①のうちの生活が真に苦しい層を文字通り救うことであって、②の答えが多いから消費に結びつかない→現金ではなく商品券…というのはなんかズレているかと。

 

前向きに捉えるならば、経済浮揚策を打つのは感染縮小期=もう数週間〜数月先だから、印刷時間やら配布時間やらは稼げるのかもしれません。

ただ、違和感を抱く人は少なくないでしょう。その辺よくよくヒアリングして考えてから動いて欲しいと思うばかりです。

 

色々紙ネタの尽きない日でした。ここまでに。