とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

知恵熱(三十路)

3月も明日から下旬…かなり、間が空いてしまいましたね(泣)

眠気はなかなか取れませんが、無病息災に暮らしております。体調管理は皆々様もお気を付けくださいませ。

 

昨日はある会議で、私以上に忙しいであろう厚労省の友人(高校大学の同期)と遭遇。バックネットの要員のようでしたが、生存確認出来て何よりです。

ただ、ペンを進めながらも眠そうな背中には比較にならない疲労、気苦労を感じました。一息がつける状況になったらまた、レンタカーを借りて日帰りで温泉でも誘いたいものです。

 

…人によって、立ち位置によって物の捉え方は違います。悪の組織やらダメ集団やら公務員、特に省庁/官僚を責める気持ちを全て否定する気はありません。内心は自由です。

ただ…彼らもまた同じ人間、血が通った人間なのだから、是非お手柔らかにお願いしたい、とだけ。

 

世間を騒がせているネタと言えば現金給付云々の話でしょうか。

「10万円、いや5万円があればダイソンの掃除機が買える!」と言ったら「国産メーカーを買えよ!」と同僚に叱られてしまったジョークはさておき…

 

シングルで子育てされている方、或いは夫婦揃っていても就職氷河期で非正規労働の方など、現代社会の家庭は様々。

仮に樋口一葉1枚としても、これっぽっちと思うのが大勢でしょうが、少しでも臨時収入あるのは有難いという方々も少なからずいます。

 

故に、現金給付自体は悪いとは思いません。

(欲しいから擁護する訳ではなく、私自身は年収◯◯◯円以下でライン引くor児童手当受給者に限るとして弾かれても構いませんが、ライン瀬戸際で弾かれてしまうor子どもの居ない家庭の方々が救えない+貴方の年収おいくら?を把握する手間から、全撒きの方が即効性があろうかと。)

ただ、あくまでこれは収入減に対する一時的措置であって、支出増には繋がらない=万能な解決策ではないかと。

 

キャッシュレス還元の期間延長+比率アップは容易に思いつきますが、利用していない店やできない人も対象に何かやらねばならない。

かと言って迂闊に減税というカードを切るのも…と色々事務方でも頭を抱えますから、上の方々は余計悩ましい状況でしょう。

(仮に◯月◯日から消費減税します!と宣言したら、その日まで多くの消費者が買い控え→店側は◯月◯日までの収入が激減してしまいます。立法措置等準備を軽視してはいけませんが、実施日と宣言日に大きなタイムラグが生じてもいけません。)

 

生物や経済と、高校大学で勉強が浅かったテーマと昨今にらめっこしたからか、今更知恵熱が出てきたかもしれませんが…

同期はもっと忙しい、海外で働く友人は…と思えば負けてはいられません。引き続き。