とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

坩堝(chaos)

人の評価を決めるのは知識か人格か?というテーマを某医師から考えるのはさておき…(笑)

政策やコラム等を見たり聞いたりして、あれやこれや考えを持った日でした。

 

不妊治療に対してより公的助成を強める、という話は大きく賛同するところです。

嫌がる夫婦に子を持てと言うことはいけませんが、持ちたい方を後押しするのは一般的には良いことと思います。

 

ただ、知人を見るに、決して簡単でも確実でもない治療なので、単に経済的負担を取り除けばクリアーという分野でもありません。身体的負担、謂れなき偏見…

その辺りは是非、当事者の意見を十二分に踏まえて国・地方は動いていただきたいところです。

 

最近はダイアモンド=ユカイ氏等の男性有名人からの発信もあり、認知度が高まってきましたが…

くれぐれも、票目当ての人気取り施策に終わらないように願うばかりです。

 

その他方で、不倫に対してのコラムに、少しばかし違和感を禁じ得なかったりも。

「悩みのるつぼ」なる某新聞の土曜版の読者企画、混沌の世界に初めて足を踏み入れた私も悪いのですが…

 

占い、悩み相談というのはやはり「キミは正しい」と言ってほしいものでしょうし…勿論、その腹の中を見透かしてか、露骨に「そうですね」と迎合されても、全くその人の為にはなりませんが、

全くロジをすり替えたり、一見諭すようで若い方を小馬鹿にしている回答というのは、やはりスッキリしないものです。早く家を出て自立しろ、とか。

 

お坊さんや祝辞の方など、活動家マインドをお持ちで「一夫一妻制は所詮百数年程度の歴史」「恋愛を止める権利は家族にもない」信条の方とは全く相容れない、かつ今後分かり合えることもないのは、間違いないのですが…

仮に婚姻後、私が不倫される側になったら実力不足を認めざるを得ないのでしょうけど、万一不倫した側と捉えらる場合にこうも開き直りたくはないな、とは思いました…

 

まあ件の方々は婚外恋愛…籍を入れない家庭もあるのでより正確に書くなら、不倫等の「越婚恋愛」は女性特権だ、というアタマかもしれません(笑)

ともあれ、活動家の方々に小馬鹿にされた一途さや正直さを大切にした人生を、少なくとも私は全うしたいものです。

 

昔あるサイトで不倫に対し反対意見を表明したら、「女性は子を成せる歳が限られている」と反論されたことも思い出しました。

身体的には正しいご意見ですが…やはり書くべき紙を書いてから動くべきでしょう。

 

子を不倫の言い訳に使われることは、不妊治療の方々を思うと尚更、しっくり来ないというのが私の立場です。

内心の自由は、他者に迷惑をかけない限りで。

 

全くまとまらない混沌具合ですが、この位に。