とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

超超臨界圧

末弟の数学を見た際に、コンパスと定規の作図問題に苦戦した週末でした。

 

作図自体は楽なのですが、「何故そうなるか?」を説明できなければいけないので、その証明に少しばかし時間が。

「文系人材に数学を教えるのは不要ではないか?」というご意見の方もお見かけしますが、結論に至るプロセスを考える力、或いは他者を納得させる表現力というのを身につけさせるのも大事ではないかと思います。

 

結果ありきではいけない…政治界隈でもよく言われますが、私自身厳しい指摘をいただきました。

プロセスを説明し、納得を得られるよう、引き続き精進したいものです。

 

愛用するバイクの給油や定期メンテナンスの傍ら、気になったのが「再生可能エネルギー」の話。

少しお高い初期投資さえしっかりすれば、延々と海外から石炭・石油や天然ガスを買うより安上がり、国際情勢にも左右されないから安心だ!という意見をつい先日見かけました。

 

コスト論、算数ならそうなのかもしれませんが、私はちょっと懐疑的です。

所謂、風力や太陽光のエネルギーは安定するのか?トラブルの際にも安定供給できるのか?という疑念が払拭されないと、どうも頷けません。

 

電力会社の回し者という訳でもなく、人為的な温室効果ガス排出の逓減への努力は良いと思いますが、昨今話題のAll or Nothing、すぐ止めろ的な考え方は賛同できません。

何かあった際に出力が足りないor出力がゼロになってしまうという状況は、責任者なら絶対に避けねばならない。故に、複数の発電方法のミックス、かつ安定性が高いものを高めにするのは自然ではないかと。

 

火力発電側もCO2削減に手をこまねいている訳ではなく、超超臨界圧や地中への貯蔵試験など努力しているのですが…

この辺りは中々スポットライトが当たりませんね。気候正義はヴィーガン勢みたいに表現が勇ましい?ので取り上げやすいですが、こちらは地味ですし。

 

…折角なので、タイトルにさせていただきますかね(笑)

 

あれやこれや、説明を考えたバイク乗りでした。

全ての人の理解を得るのは難しくとも、少しずつは理解者を増やしたいものです。