とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

地上戦の恐怖

手隙の際、何かと話題になっている議員会館内での某対談?動画を視聴させていただきました。

YouTubeの仕様上、再生回数の1回分に貢献してしまうのは不本意ですが…

 

いち社会人としては、ご多用中であろう相手方へのアポの取り方の時点で疑問符が付きました。

更に、相手が応えないなら実力行使だ、押しかけて答えを引き出す!というやり方は、あまり将来世代に見せたくない、真似て欲しくないやり方です。

 

もちろん、押しかけて相手と話す、何かを頼む方式を全て否定する訳ではありません。

FAX+一本の連絡電話で済む話を、礼儀や重要度を示す趣旨で敢えて訪れて話すことは…このご時世に無駄とバカにされるかもしれませんが、対人関係で有効なやり方だと私は思います。

※照英さんが「雨の中でも会いに行く、それが営業!」と叫ぶCMがありますが、あれも全て It's OLD営業!とは思いません。

 

しかしながら、物理的な突撃、電話への電凸等は、いくら希望するアンサーが得られなかったからとしても、妨害/攻撃という意が混ざるので認めない、という考えです。

手を出して来たのが相手だ、で全て罷り通るならば「過剰防衛」という言葉はありません。

 

以前にも、自分の正しさに偏った確信を持つ方が、自分を訴追する委員会を構成するメンバーの事務所の電話番号を晒し、電凸して下さいと煽るケースがありました。

より恐ろしかったのは、周りにそのやり方は△だと窘める人がいないどころか、それを拡散する方々が多かったこと。

 

今回の件も、確かにツイッター上で空中戦を仕掛け過ぎている方にも反省すべき点は多々ありますが、だからと言って地上戦の展開=突撃が許される訳もありません。

先述の通り…こうしたやり方を真似る若者が出ないことを願うばかりです。