国会図書館が話題になっているので、ふとブログについて考えることがありました。
言わずもがなですが、目に留まったのはAmebaブログの一部が電子記録として保存された、というニュースです。
※はてなブログで話題にするのもなんですが。
確かにニュース記事を検索をする身としては、デジタル情報は紙媒体と違いスペースを取らない反面、一定期間経過やサービス終了による消滅など不安定要素もあります。
検索でお目当てを見つけた!と思ったらNot found にぶつかることの多い仕事です。価値ある情報を保存すること、それ自体は理解できますが…
やはり保存対象については吟味したのかな?と少し首を傾げてしまいました。
「史上初」「第一回」にふさわしいビッグネーム、故人の闘病の生き様は分かりますが、評価の割れるご存命の方々は…
この辺りは、所謂ブロガー、中身の方の好き嫌いによって捉え方が変わる話です。
ブログ界隈で実績ない私がとやかく言うのも不適当な話なのかもしれません。雑誌や漫画も中身の方に関係なく国会図書館に保存されていますし、まあこの程度で。
文章を書くのも、勢いでスラスラ書けた!と思って後々見返すと、誤字脱字に溢れている/文の繋がりがおかしい等、意外に難しいものです。
友人の薦めで始めてから2年弱が経ちますが、未だにプロブロガーの方々の才には及びません。
仕事柄、お偉い方々の原稿を書いたり、或いは原稿をチェックしたりしますが…ブログ同様に難しいのは自己完結しないこと。
読む人がいる、そして聞く人がいる。いざ声に出してみると、字面だけから見るのと違った「気付き」があります。音読は大事ですね。
いずれにせよ、ブログも原稿も、ポエムやラップにならないよう…それが保存されて、忘れた頃にわが身に害をなさぬよう。
引き続き、矜持を持って気をつけていきましょう。