とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

なみえのおやつ

政治もエンタメも、ニュースはある中でいまひとつ盛り上がりを欠く8月下旬です。

 

アマゾン、通販ではなく南米の熱帯雨林が焼失するニュースをよく耳にします。

燃える→CO2の発生はその通りですし、生態系への影響は心配せねばなりません。ですが、「地球の肺が失われる(だからお前も関心を持て)」なる呼びかけが横行するのは違和感があります。

 

私は文系人間ですが、「成熟した木はあまり光合成をしない」位は予想がつきます。

そもそもアマゾンの森林=酸素発生源と決め付けるのは誤った理解を広げるのではないか。森林自体の呼吸、微生物の分解作用は?

 

もちろん、焼畑農業を奨励する気はありませんし、焼けた木の次に若い木が生えなければマイナスではありますが…いささか過熱が心配です。

「地球の肺」論者には「ブラジルの開発支援をした日本は、環境破壊を応援した国だ!」とまで言う人もいるので…そこまで日本を嫌わなくても(笑)

 

さて、今日のお昼には「里山ガーデンファーム」の珍しいお菓子をいただきました。

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中の餡から皮生地までかぼちゃを練り込んだという「なみえのおやつ」。

なみえは女性の名前ではなく、福島の浪江町のことです。帰宅困難区域やDASH村関連で聞いたことある方も多いはず。

 

故郷に誇りを持ち、歴史や味を残したいと作ったお菓子…甘過ぎない味も、そのバックグラウンドも、なかなか気に入りました。

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食べて応援したい気持ちに加えて、一人暮らしだと調理手間からかぼちゃ料理が遠のく面もあります。こちらもまた買いたいですね。

 

先に述べたアマゾンの熱帯雨林にも、誇りを持つ人がいる。そうした方々の誇りは素直に応援したい。

インフルエンサーに引っ張られるのではなく、自分で考えて、募金にせよ何にせよ、できることからやっていきましょう。