とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

Hell is empty and all the devils are here.

「Hell is empty and all the devils are here.」

 

最近『憂国のモリアーティ』という漫画を読み始めました。冒頭の英文は作中で引用される、シェイクスピアの「テンペスト」ですね。

シャーロック・ホームズシリーズはにわかレベルの知識ですが、『PSYCHO-PASS』シリーズからの絵柄の良さもあり、サクサク読める作品です。

 

…内輪のノリを外部から来た人にぶつけては軋轢が生じますし、普段の業務が傲慢なのでは?と要らぬ誤解も受けましょう。

複数のエピソードがあるので詳しく申し上げませんが…特に書類仕事、30年近くもわが国で暮らして、その考え方は初耳ですね。

 

判子は押していただく側が、頭を下げるのです。

押す側に、上から負担を求めてはいけません。

 

最近のネタでは、ある企業がツイッターで「独身者の信用性」「子どものいない家族の信用性」に持論を展開し炎上するという話も。

独身、子なしの私が言及すると、自分が射程の範囲内だから向きになっている、と言われそうですが…

 

家族手当や住宅手当等の充実は理解しますし、差があっても宜しいかと。

ただ、「独身者/夫婦のみ家庭が目先の仕事にしか責任感を持たない、将来に対し責任を持つ訳ない」という価値観は、思うのは自由でも、口に出すべきではないもの。

 

私も、独身者や夫婦のみ家庭の友人知人も、自分達世代が逃げ切れれば良いとは思っていません。年金や国債だけではなく、常日頃の話です。

今の親兄弟や、将来の家族に誇れる仕事をしたい。そうした考え方をする人達がいることも踏まえて、決めつけないで欲しいものです。

 

不平不満、納得ができない価値観は自分たちの世代で変えていく。

恐れるべきは不条理ではなく、この熱さが消えないかということ…ある若い人と話して、ふとそう思いました。

 

大事にしたいですね。