とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

Race

雨や曇りの目立つ土日でした。

ラバーソールの靴底には念入りにドライヤーを照射して、水分をとばしておきました。

 

平日以上に家事をこなしつつ、知人の誘いもあって少し外出をしたりなど。

その中でふと競馬中継を見て、「競争事」について2点気になることがありました。

 

ひとつは、競馬等の公営競技の是非について。

ギャンブルに依存してのめり込むことが宜しくないというのには、私も当然賛同するものです。日本人は特にギャンブル(ほか課金ゲームなど)に依存しやすいという話もありました。

 

他方で、私は公営競技をダメとも思いません。

「同伴者と楽しい時間を過ごせる」という意味では…もちろん賭け幅について限度はありますが、カラオケやダーツ、ビリヤード等の娯楽の時間と変わらない面もあるのかなと。

 

この公営競技も、馬に乗る人、馬を育てる人ほか、レースのひとつひとつの周りに様々な方が関わっており、賭博の一面だけで捉えるのは早計かと。

無意味な支出や依存的な散財ならさておき、価値のある時間に対しお金を使うのは、そう批判せずとも良いのではと、ふと思います。

 

立場、経験の違いで、色々見方は変わりますが…

ほどほどに楽しむ限りでは確率の計算、情報分析の練習に良いのではないかと(笑)

 

もう一点は、昨今話題のトランスジェンダー競技者の陸上女性種目参加です。

弾けばマイノリティ差別と言われ、弾かねば女性のアスリートに不利だと言われ、競技主催もなかなかしんどい部分があるのでは…心中お察しします。

 

パラ陸上の義足走者も、技術の進歩次第で生足より速くなり、いずれオリンピックを義足のアスリートが制覇するのでは…というネタもありました。

これはマイノリティ差別と言われても、義足は外部装着品、非生足だとまだ弾きやすい話です。他方、メンタル=内面となるとそうは行かず。

 

私としては現段階、大会等に向けて真摯に研鑽してきた女性アスリートらの気持ちを思えば、トランスジェンダー競技者は肉体性に従うべきではないかと思っています。

マイノリティ、多様性の尊重は大事ですが、これを放任しては競技に不利な性→有利な性になって参加する方が増えるのではないかという、モラルの話もあります。

 

この辺りは、島国から出たことのない私と、海外に触れた友人知人では見解が違うかもしれません。

公営競技の話も、トランスジェンダー競技者や帰化競技者の話も、色々と意見を交わして視野を広げてゆきたいものです。