新年号に浮かれている暇もなく東京五輪が近付いている、と感じる週末でした。
交通量をどうするか、猛暑をどうするかは簡単には答えが出ない話で、悩ましいものです。
ロードプライシングも、物流トラックや事業用バスは除くのは当然としても、その上げ幅が悩ましく。今話が出ている1000円くらいでしょうか。
私個人は当てはまらずとも、首都高の利用率が通常から高い方に不平不満が募るもの。「国家的行事」だという旗印で上乗せするのも、限度があります。
最近「貴方はズレ勤してますか?」「職場ではテレワークを導入していますか?」というアンケートもちらほら見かけます。
もちろん、これらの目的が電車内混雑の緩和、道路行政をどう進めるか等々に繋がることは、分かっていますが…たまに尋ね方にトゲがあるというか。
くれぐれもこの議論では、協力=善、非協力=悪と思わないでほしいですね。
世の中にはテレワークで対応出来ない業種もある、ズレ勤も労働スタイルは十人十色である…ひとつの物差しで語っては駄目だろう、と。
成年向け雑誌、タバコの煙等はマイナスイメージもあるので納得を得やすい部分があれど、道路や電車といった足関係は利用者分母が全く違います。
そこで「ご理解ご協力をお願いします」ではなく、「国家的行事なんだから従いなさい」的な態度ではより溝を深める、と東京都ほか関係者に考えていただきたいですね。
…と、考えていた矢先に猛暑対策のあるニュースを見てしまい、仕事中につい苦笑を。
「彼岸島?」と突っ込んだ方も少なくないのでは。日傘使用を推進するベクトルの中とはいえ、せめて三度笠とか…
東京五輪のボランティアが楽しみ、と嬉々として話してくれた、大切な友人達も周りにいます。
折角の機会です。少しでも多くの方が笑えるよう、色々な意見に耳を傾けてほしいですね。
…終わり良ければ全て良し、と結果だけに拘ってはいけない。
私も引き続き、色々な価値観に触れながら精進して参ります。