とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

老賢人らに幕は降り

このタイトルは、あまり使いたくない…というより使わない事を願うばかりでした。

今日ばかりは、日記内容が政治に偏ることをお許しくださいませ。

 

明日が永田町名物「直滑降ストリーム」の最終回。

外見はエンターテイナーに見えて中身は政策通、誰よりもガッツに溢れる山本一太先生が永田町を去る日も近いのだなと、改めて痛感したり。

 

2倍近い時間を生きてるとは思えない程近年のエンタメにも造詣が深く、最近のジャンプ連載について語り出す程若々しい方でした。

されど、対県民、対国民の政治姿勢には一生懸命。時にヒートアップをし過ぎる場面もありましたが、それ以上に愛される方だったなと。

 

知事になっても、山本先生には何らかの形でお会いできたら。

…事務方風情ながら、ついそう思ってしまいます。

 

そして前日である今日、山本先生の盟友たる参自民幹事長の吉田博美先生も持病と、引退を発表。

脳腫瘍ならば、脚が治らぬならば…と言っても余人をもって代え難い方、淋しい気持ちは禁じ得ないものです。

 

下北道路では部下に圧をかける悪いボスかのように報道されましたが…かの面会記録も一応拝見しましたが、吉田先生のお人柄を知る人からすれば実情と違うのは明らか。

「謙虚に、丁寧に」の姿勢は口先だけではなく…他党幹部からも立場を越えて、引退を惜しまれる人格者でした。

 

全快された暁には永田町でまだまだ活躍してほしい…こちらも事務方風情が過ぎた話ですが、そう思ってしまいます。

ともあれ、吉田学校の生徒である議員の方々に吉田イズムが受け継がれ、参議院の独自性が今後も発揮されればなと…不要論等、吹き飛ばすほどに。

 

私も以前は政治に無縁な生活でしたが…たかが数年のご縁で、こうも思わせる政治家もいる。

仕事を通じてお会い出来たことを人生の宝に、明日からも根強く生きたいものです。