とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

Dream on

仕事でなかなか貴重な経験をさせていただいた水曜でした。

 

仔細は述べられませんが…こういった機会を得られたのも今の事務方の仕事との巡り合わせ、何より転職の動機等を与えてくれた大切な人達のおかげです。

感謝は、今後もゆめゆめ忘れぬよう。

 

昨今のニュースでは「バイトテロ」というキーワードをよく耳にします。

 

面白いのがアルバイトの行為を不適切としつつも、企業側になぜか牽制打を入れる労働関係の弁護士や教授のロジです。

①懲罰的な損害賠償請求は今後の応募人材達を萎縮させ得るから避けるべき、②アルバイトに管理を任せる企業体制が問題だ、などなど。

 

まず②から。アルバイトも立派な労働者であり、対価を得る以上は任された仕事をこなす義務があります。

学生時代の社会経験的な面もありますし否定はしませんが、あくまでそれは副産物であって、第一義は労働契約です。己の身体ではなく企業の信頼を壊しておきながら、被害者面とはこれ如何に。

 

①は論外というか、故意で店を貶めた輩に損害賠償請求をしたところで、過失のミスまで賠償請求するとは言っておらず、果たして誰が萎縮するのか…

24時間後に消える公開方式を選ぶ辺りから不適切だと自覚のある故意と推定できますし、ここで黙るのは大人の対応ではなく、ただの説明不足。捉え方次第ではヘタレ。

 

今後は、「ブラック待遇で鬱憤が溜まっていた」など、待遇批判にロジを切り替えるのでしょうか。

どんな理不尽な環境で鬱憤が溜まっても、物を盗めば窃盗、女性を襲えば痴漢、人を殴れば暴行です。

 

勿論、私も理不尽なブラック待遇は是正されるべきと思いますが、「バイトテロ」の不適切な投稿とは別問題。

表現の自由にかまけて迂闊な主張をされると、後々苦労をされると思いますが…はてさて。

 

この件もそうですが、他国は分かりませんが、わが国は「有識者」に少し弱い傾向があると、予てから考えています。

弁護士や教授、作家とかの肩書を持つ方の意見に無防備というか、彼らも決して公正公平ではなく一定の利害や価値観があることを見落としがちです。

 

そこを見事に突いて肩書を使ったり、逆にある肩書を隠して公正公平な第三者のフリをする方も居ますが…

彼らを反面教師に、これからも考えていきたいかと。

 

価値観や主義主張はしっかりしたいとはいえ、トゲのある日記が多いでしょうか。

次は、もう少し尖ってない話を。