とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

心、寄り添う

立春を迎えポカポカ陽気…かと思えばまだまだ肌寒い夜の月曜でした。

 

昨年は「春は名のみの…」と早春賦が浮かんだ位ですから、昨年よりはマシといったところでしょうか。

少しばかし元気なのか気になる友人らも数名いますが、過度な心配は迷惑というもの。便りをじっくり待ちましょう。

 

いくらか書類を整理したり、音声データを文字起こししたりしながら、考え事を。

 

「貴方は◯◯に賛成ですか、反対ですか?」と尋ねられた際、この◯◯をよく知らない人々はほぼ賛成とは答えません。

ナントカ都構想然り、よく分からないものには反対or棄権をするものです…だからこそ、賛成派は「何故賛成か」しっかり説明しなければならない訳で。

 

反対する人の中には、原理主義者のように絶対に反対!の人も居れば、知らないから反対だという消極的な人も居ます。

大事なのは十把一絡げに「反対派」とはせず、何故反対なのかを知って寄り添うこと。

 

たとえば、キリンが「コーヒーはBOSS派ですか、FIRE派ですか?」とアンケートする場合、BOSSに決まってるとの回答ばかりが寄せられても、めげて終了ではありません。

今度は「FIREがこう苦味・酸味が増したら/買うとPontaポイントがついたら/容器のデザインや形が変わったら、購買意欲は変わりますか?」と問うて、条件付き賛成の線引きを探します。

※消費者モニター参加歴の長い私も、確かに最近のアンケートはこの条件付き賛成の線引きを探るタイプが多いと感じます。

 

対人関係においても、似た話が言えるかもしれません。意見が違うと突き放すのではなくて、そこでどう一緒に着地点を見つけるか共に模索することが、大事ではないかと。

キレること、諦めることは誰にでも出来ます…そうではなく、寛容で、大切な他者の気持ちに寄り添える人間でありたいものです。

 

さて、週末の日程を考えていたら、顔真卿展に日本では二度と見られないかもしれない?貴重な展示品があると聞いたので、ちょっとした物好きとして連休に足を運ぼうかと。

書道は小2で軽くやった程度ですが、やはり字を書くのは好きですし、他者が想いを込めた字を見るのも好きです。

 

…私も、一画一画に想いを込めた字を書きたいですね。

火曜も朝早いので、ここまでに。