とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

ふと思う 歳費削減

家計簿とにらめっこする月曜・火曜でした。

 

前職時代から消費者モニターや臨時収入をコツコツ貯金していたのが、だいぶまとまった額になってきました。

浪費せず引き続き積立して、将来の家か車か、或いは結婚か教育資金に充てたいものです。

 

年末の賞与も基本は貯金ですが、プリンターとタブレットが欲しいこの頃です。

他にも欲しい物は多々ありますが、買い込んで一文無しになるのは論外です…まだ時間があるので、リストから絞って行きましょう。

 

お金とにらめっこしている最中、参議院議員が歳費(≒給料)を3年間、約8万円削減するという話を聞きました。

公選法改正に伴う議員242→245の増員分を賄う為だ…とはいえ、私の感覚からすると月8万は端金とはとても言えません。

 

3年の時限的措置ですが、平成34年までに改憲を果たして248までは増員せず、ペーパーレス等の他の諸経費を削減する議論が煮詰まれば…と考えれば、良いのではないかなと。

かつては衆参共に歳費を減らしていましたが、今回は参議院議員のみ。むしろ、衆参の歳費に差がいつまでもある方が宜しくないですね。

 

歳費を減らして国民に新たな負担を求めない、という姿勢は市井にも分かりやすいし、一定の評価はしても良いのではないか、と私は思うのですが…

政治家不信のネットの下馬評では「0がひとつ足りない(80万削減しろ)」等、なかなか辛辣なコメントばかりです。今の給料の1/3で働け!とは流石に鬼も泣くレベルではないかと。

 

法的には、確か議員の歳費≧事務次官の給料という定めがどこかにあったので、議員の歳費を削り過ぎると公務員の給料も総じてダウンするはず。

これまた、公務員不信のネット界隈は喜びそうですが、地方企業・団体には公務員に準拠する給与体系を持っている場合が割とあり、喜んでいる方々の給料も総じてダウンする延焼現象もあり得ます。

※結果として民間大企業に人材が引っ張られ、公務員の質も下がり行政サービスも悪くなって害があるかも…某世田谷の件(自粛

 

私情からも、議員が一身に背負う期待と重圧を考えれば、130万近い歳費は妥当ではないかと思っています。

そもそも大半は日々の活動で消えて、私生活に残せる額はほぼない、と聞いたことも。この手の話は議員にならないと分かりませんが。

 

…と、議員歳費の話を考えながら、お家賃を大家さんに口座振込していました。

8万円の削減で止まることなく、是非合区解消と地方公共団体の位置付けという改憲までを、成し遂げてほしいものです。