とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

境界の線引き

仕事の疲れから、時短メニューに頼る月曜の夜でした。

 

腰を休めながら、「アシガール」の特番はいつかな?と調べていたら、今更ながら大河ドラマ西郷どん」の読み方を知りました。

1年近く「さいごうどん」と読んでいました、お恥ずかしや。

※なお、「アシガール」は12/24だそうです。

 

漢字の読み方が割と大事な業界なので、読み方の割れる=慣用読みが広まっている漢字の扱いには、割と悩んだりします。

Wordの機能でルビ打ちする際、大抵のケースは正しい読みを予測変換してくれるのですが…

 

たとえば「早急」「期日前投票」など。

正→「さっきゅう」「きじつぜんとうひょう」

誤→「そうきゅう」「きじつまえとうひょう」

ですが、後者の方がしっくり来るという人も、少なくありません。

 

許容しても良いライン/してはいけないラインというのは線引きが難しいものです。

取り敢えずお偉いさんの原稿に怪しい日本語が混じっていないかは、てにをはの確認に留まることなく睨めっこしたいですね。

 

線引きの難しさと言えば…先日友人のお母様と「白金台にドンキが出来る時に大きな反対運動があった」話を伺いました。

 

結局「レジ袋は黄色以外に」「外装は通常の赤でなく落ち着いた色に」等とドンキらしからぬ姿に。

前を通っても白基調で落ち着いており、すぐにドンキだとは気付かないくらいでした…名前も「プラチナ・ドンキホーテ」だそうで(笑)

※赤坂エリアにも、「ピカソ」という変わったドンキもありますが

 

南青山でも、子ども・家族総合支援センターを立てる話で、反対運動が起こっているようですね。

プライド由来かとも取れる反対理由について、ネット上で評判が良くないことも耳にしています。確かに田町に失礼だ(笑)

 

周囲の地価に影響するなら不動産業界にとって死活問題。今後も、何が何でも反対するのかもしれません。

そうでなくとも、13歳以下の触法少年らが入所する可能性を考えれば、子どもを持つ家庭から不安の声があるのも然るべき。妻子持つ当事者だったら、私も不安になる部分です。

 

まさに以前書いたNIMBYの話ですが、更生の途は確保さるべきで、かつ何処かが引き受けねばならぬ話だと思います。

港区と住民の間で、意地の張り合いとならず、説明がなされ解決策が決まる、線引きがなされますよう。