とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

カスピ海ほかの話

日付も変わりましたが、9/20は永田町において今年一番のイベント。

 

報道の通り、3選は確実ですが「惜敗」or「大敗」かで今後の影響が変わるものです。

私は、判官贔屓というわけではなく、参院選挙制度改革、所謂合区解消派なので石破先生寄りの立場です。

 

単なる地方向けのPRだとか、鳥取県民だからだとか、色々ご批判あるでしょうが…

まずは選挙戦において大きく掲げていただいたことに感謝です。関心が広がり、今後の議論に繋がるのではないかと。

 

人事は総裁の専権とは分かっていますし、論功行賞は組織運営上なくせない概念ですが…農相の話といい、敗者に過剰な圧力がかかることがないよう、お願いしたいものです。

人と人が作る世界、「出て行けば」等好き勝手言いたい放題のネット世論と全く同じレベルに落ちてしまっては駄目でしょう。

 

南北会談等、昨日今日はネタが沢山あるのですが、私が一番気になったのは「カスピ海、海になる」という記事。

日本の面積とほぼ同等の世界最大の湖だという地理知識や、大ヒットしたカスピ海ヨーグルトという商品で親近感がある方は少なくないはずです。

※確か「カスピ海黒海に囲まれたコーカサス地域のヨーグルト」であって、カスピ海のお水で作ってる訳ではないかと。

 

カスピ海の資源を巡って、法的に海なのか、湖なのかという論争があり、先月湖派のイランが譲歩したと。

「イラン国内ではイラン・ロシア戦争のトルコマンチャーイ条約以来の屈辱と話題」と聞いて世界史が懐かしくなったりしました。

 

アメリカに睨まれた中でロシアと対立することは避けたかった…という現実的なご判断だそうですが、純粋な海岸線基準だと一番割を食うのはイラン。

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資源分配は後々協議があるそうですが、足元を見られたイランが一人負けしないような結論が出てほしいものです。

 

国内も国外も、平和にヨーグルトが食べられることが一番だと思う、いちヨーグルト愛好家でした。